Last-modified: 2017-11-22 (水) 18:56:33 (25d)

【航空自衛隊】(こうくうじえいたい)

Japan Air Self Defence Force (JASDF)

1954年以降の日本国が有する(事実上の)空軍
現行の日本国憲法に立脚する法制度上の事情から、軍隊ではなく「防衛省の特別機関」として定義されている。
他国の空軍と同様、主任務は敵性航空機および地上部隊・艦艇に対する迎撃、戦術偵察、空路での兵站輸送、航空救難等である。

日本国の地政学的な特徴から、防衛戦略は航空戦力に頼る部分が大きく、他国の空軍よりも相対的に大きな予算・人的資源を割り当てられている。
法制度上の制約による弱点もいくらか抱えているものの、その規模・装備・人員・練度*1は空軍として世界有数の水準に達する。

平成21年4月時点で、自衛官47,313人、事務官3,411人の計50,724人。

関連:自衛隊 陸上自衛隊 海上自衛隊

航空自衛隊ホームページ http://www.mod.go.jp/asdf/

編制

航空自衛隊は航空幕僚監部の下、「航空総隊」「航空支援集団」「航空教育集団」「航空開発実験集団」及び「航空自衛隊補給本部」という5つのメジャーコマンド、及びその他の直轄組織から編制されている。
その概要を以下に示した。

主な装備品

航空機・ヘリコプター
要撃戦闘機
迎撃戦闘機
F-15J/DJ
F-4EJ/EJ改
F-35A
支援戦闘機
攻撃機
F-2A/B
輸送機・空中給油輸送機C-1
C-130H
C-2
B747-400(日本国政府専用機)*4
B777-300ER(日本国政府専用機。B747-400の後継として導入予定)*5
KC-767空中給油機兼用)
KC-130H(空中給油機兼用)
KC-46A(KC-767の改良型・2020年導入予定)
多用途支援機U-4(ガルフストリーム検
偵察機RF-4ERF-4EJ
早期警戒機AWACSE-2C/DE-767
無人機無人機研究システム(TACOM)
RQ-4B「グローバルホーク」(導入予定)
練習機T-4(中等練習機)
T-7(初等練習機)
T-400多発機乗員訓練機)
電子戦訓練支援機・電子測定機YS-11EA/EBEC-1
飛行点検機YS-11FC
U-125
セスナ・サイテーション680A(YS-11FCの後継及びU-125の損耗補完)
捜索救難機U-125A
実験機X-2
救難ヘリコプターUH-60J
輸送ヘリコプターCH-47J/J(LR)


航空機搭載装備
空対空ミサイル90式空対空誘導弾(AAM-3)
99式空対空誘導弾/(B)(AAM-4/AAM-4B)
04式空対空誘導弾/(B)(AAM-5/AAM-5B)
AIM-7F/M「スパロー」
AIM-9L/M「サイドワインダー」
AIM-120B/C-5
対艦ミサイル80式空対艦誘導弾(ASM-1)
93式空対艦誘導弾/(B)(ASM-2/ASM-2B)
新空対艦誘導弾(ASM-3)
爆弾
・訓練用ディスペンサー
・投下装置
Mark82 500ポンド無誘導爆弾
91式爆弾用誘導装置(GCS-1)
GBU-38/B JDAM
GBU-31 2000ポンド誘導爆弾
GBU-54 LJDAM
GBU-39 SDB
GBU-12
BDU-33 25ポンド訓練用爆弾
CBLS-200 訓練用ディスペンサー
TER-9/A エジェクターラック
ロケット弾
・ロケット弾ポッド
Mk40 FFAR
LAU-3・J/LAU-3/A
標的
・無人標的機
AGTS*6
RMK-19A/A47U-3
JAQ-1
J/AQM-1B
XAQM-2
ECM
チャフディスペンサーポッド
AN/ALQ-131/(V)
AN/ALE-41K・J/ALE-41
戦闘機搭載型電子防御装置(F-15J/DJ用600gal増槽を改造した国産のECMポッド)
偵察ポッドLOLOP(長距離斜め写真偵察ポッド)
TAC(戦術偵察ポッド)
TACAR(パッシブ測定式戦術電子偵察ポッド)
観測・計測装置ACMIポッド
ASQ-T34(ACT-Rポッド(米国からの貸与品))
DBSS(ディ・ブリーフィング補助装置)
タンク改造カメラポッド
ミサイル計測ポッド
機上集塵機(1型は退役済)
その他装備汎用カーゴポッド
J/AAQ-2 FLIR
AN/AAQ-33
機動衛生ユニット
野火消火器材I/II型(ヘリコプター用消火バケツ)


地上警戒管制・防空装備
固定式警戒管制レーダーJ/FPS-2/-2A
J/FPS-3/改(UG)
J/FPS-4
J/FPS-5/-5B/-5C
AN/FPS-6・J/FPS-6S
J/FPS-7
AN/FPS-20・J/FPS-20S
移動式警戒管制レーダーJ/TPS-102/-102(A)
地上用通信装置・設備地上電波測定装置 J/FLR-2
地上電波測定装置 J/FLR-3
地上電波測定装置 J/FLR-4/-4A
多重通信装置 J/FRQ-8
移動用多重通信装置(OH)J/TRQ-502
移動用多重通信装置(OH)J/TRQ-504
移動用多重通信装置(OH)J/TRQ-506
移動式ラプコン装置 J/TPQ-701
移動式管制塔 TSQ-701
固定式タカン装置 J/GRN-502
固定式タカン装置 J/GRN-501A(1)
移動式タカン装置 TRN-501
移動式気象レーダー装置
地上移動局衛星通信装置 J/VRC-601
移動式気象レーダー装置
モービル・コントロール・ユニット(移動式の管制装置)
機動バリヤ(P-IV)
復旧マット
地対空ミサイルパトリオット(PAC-2/PAC-3/PAC-3 MSE)
81式短距離地対空誘導弾(A)
基地防空用地対空誘導弾
携帯式地対空ミサイルFIM-92「スティンガー」
91式携帯地対空誘導弾(SAM-2)
対空砲12.7mm対空機関銃M55(退役済*7
対空機関砲VADS


後方支援装備
輸送車両業務車1号/2号/3号/4号
軽装甲機動車
3 1/2tトラック
1 1/2tトラック
1/2tトラック
2 1/2t 4×4カーゴトラック(いすゞTSD/HTS)
2 1/2t 4×4カーゴトラック(いすゞフォワード)
小型人員輸送車(民生品を流用)
サイト用人員輸送車(民生品を流用)
大型人員輸送車3号(民生品を流用)
射場多目的車
施設作業管理車
自活車
緊急車両救急車(航空自衛隊用)
高規格救急車(航空自衛隊用)
消防車(航空自衛隊用)
消防車(サイト用)
破壊機救難消防車A-MB-1/-2/-3
破壊機救難消防車A-MB-3(オーストリア・ローゼンバウアー社製)
破壊機救難消防車A-MB-3(米オシュコシュ社製)
救難車(改)
救難車R-2
場外救難車1型(トヨタ・メガクルーザー
1,000G給水車
セミトレーラ大形給水車
トラクタ6t(6×4)給水車用
補給車2,000G燃料給油車
500G燃料給油車
20kl燃料給油車
セミトレーラー5,000G 燃料給油車
2,000リットル燃料タンク車
除雪器材除雪ドーザ(装輪式)
モータグレーダ(除雪用)
大型融氷液散布車
除雪車(ロータリ式放雪形)
重除雪車
除雪車(サイト用)
残雪除去器材(プラウ付)
残雪除去器材(フロントブラシ式)
除雪トラック(6×6)改
残雪除去器材(けん引式)
防・除氷用器材
施設車両トラック4×4ダンプ中型
油圧ショベル
油圧ショベル(小型)
モーターグレーダー
タイヤローラー
アスファルトフィニッシャ
中型バキュームスイーパ
ショベルローダ
ショベルローダ(バックホー付)小型
土木用多目的車(ウニモグ)
クラッシュクレーン45t
荷役車両牽引車(航空機用2t)
牽引車(航空機用3t)
牽引車(航空機用5t)
牽引車(航空機用20t)
牽引用トラクター
BL-4A ボンブ・リフト・トラック
BL-1 ボンブ・リフト・トラック
無重力バランサー
カーゴローダー(C-130用)
フォークリフト5t II型
作業車バリヤ作業車
その他車両トラック2t半 4×2散水車
大形雪上輸送車
雪上車(SM31DN)
かく座機収容器材
炊事車
高所作業車
水タンク車
トレーラ1t水タンク車(陸上自衛隊のものと同一)
ミサイル運搬車
弾薬運搬車
待機車
除染車
タラップ車
山林多目的車
ハイリフトローダ
レッカ車(航空自衛隊用)
起動車
電源車
移動電源車
モーボバイク


退役装備品

航空機・ヘリコプター
要撃戦闘機
(迎撃戦闘機)
F-104J/DJ「スターファイター」栄光
F-86F「セイバー」旭光
F-86D「セイバー」月光
支援戦闘機
(攻撃機)
F-1
輸送機C-46「コマンドー」天馬
YS-11C/PC
YS-11P
偵察機RF-86F
練習機T-1A/B(初鷹)
T-2
T-3
T-6D/F/G「テキサン」?(まつかぜ)
T-33A「シューティングスター」(若鷹)
T-34A「メンター」(はつかぜ)
バンパイアT.55(T-1の開発資料)
T-28B(T-1の開発資料)
B-65(1980年に海上自衛隊より移管)
EC-46D(電子戦訓練支援機)
YS-11NT(航法訓練機)
捜索救難機MU-2S
ヘリコプターS-62J(らいちょう)
H-21B(ほうおう)
H-19C(はつかり)
KV-107II-5/A-5(しらさぎ)
連絡機・その他KAL-2(1964年に陸上自衛隊に移管)
UF-104JA(無人標的機)
MU-2J(飛行点検機)
航空機搭載装備
空対空ミサイル69式空対空誘導弾(AAM-1)
AIM-9B/E/P「サイドワインダー」
AIM-4D「ファルコン」?
AIM-7E「スパロー」
地対空ミサイルMIM-3
MIM-14
地対空誘導弾ナイキJ
無誘導爆弾?500ポンド爆弾
JM117
クラスター爆弾CBU-87/B
ロケット弾ASR 5インチ(127mm)空対地ロケット弾
Mk.4 FEAR「マイティマウス」2.75インチ(70mm)空対地ロケット弾
2.25インチ(57mm)SCAR 訓練用ロケット弾
ロケット弾ポッドLAU-59A
LAU-68A
LR-7
LR-4
各種標的バンナーターゲット(T-33Aに搭載可能)
DF-6MC(T-33Aに搭載可能)
DF-6RC(F-104DJに搭載可能)
A/A37U-15(F-4EJF-104J/DJF-1T-2(後期型)に搭載可能)
ECMポッドAN/ALQ-72(T-33Aに搭載可能)
AN/ALQ-119(F-15J導入時に2セットのみ導入)
J/ALQ-2(T-33Aに搭載可能)
J/ALQ-4(F-104の主翼端増槽を改造した物)
J/ALQ-6(F-4EJ、F-1に搭載可能)
チャフディスペンサーポッドJ/ALE-2(T-33Aに搭載可能)



*1 実戦経験はないものの、中国やロシアと言った軍事大国に挟まれる形で常日頃から鍛えられている上、世界で最も実戦経験を積んだアメリカ空軍と頻繁に合同訓練をする機会があることに起因する。
*2 2017年7月1日を以て航空混成団より改編。
*3 当初は航空支援集団の隷下にあった。
*4 乗員の教導・整備・グランドハンドリングの一部は日本航空日本貨物航空に委託。
*5 乗員の教導・整備・グランドハンドリングの一部は全日本空輸に委託の予定。
*6 Aerial Gunnery Target System.
*7 予備装備として保管

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