Last-modified: 2019-03-24 (日) 11:45:07 (257d)

【シュペルエタンダール】(しゅぺるえたんだーる)

Dassault Super Étendard.

フランスのダッソー・ブレゲー社が1970年代に開発した戦闘攻撃機艦上攻撃機)。
フランス海軍で運用されていた「エタンダール検廚慮綏僂箸靴董エグゾセ対艦ミサイルと同時期に開発された。

1977年に初飛行した本機は、1978年〜1983年までにフランス海軍とアルゼンチン海軍に合計85機が引き渡された。
1982年のフォークランド紛争では、アルゼンチン海軍の本機*1から発射された空対艦ミサイルエグゾセ」が英海軍の駆逐艦シェフィールド」などを撃沈し、英国の空母機動部隊にフォークランド諸島海域への接近をあきらめさせるなどの戦果を挙げた。

フォークランド紛争の項にもあるように、この一連の戦闘は対艦ミサイルバトルプルーフを証明した戦闘でもあった。

また、イラン・イラク戦争でも納入が遅れていたミラージュF1のつなぎとして5機がイラク空軍に貸与され、イラン向けタンカーへの通商破壊戦やイラン海軍艦艇への攻撃に使用された。
ミラージュF1の納入後は、失われた1機を除いてフランス海軍に返還されている。

ローンチカスタマーのフランス海軍では、核兵器運用能力を備えるなどの改修を施されながら使われてきた*2が、2016年に後継のマルチロールファイターラファールMに交代して退役となっている。

スペックデータ

乗員パイロット1名
全長14.31m
全高3.86m
翼幅9.60m
翼面積28.4
空虚重量6,500kg
最大離陸重量12,000kg
兵装搭載量2,100kg
エンジンスネクマ アター8K50ターボジェット×1基(推力49kN)
最大速度1,205km/h
航続距離1,820km
戦闘行動半径850km(ドロップタンク×1基、hi-lo-hi)
上昇限度13,700m
上昇率100m/s
翼面荷重423kg/
推力重量比0.42
固定武装DEFA 552 30mm機関砲×2門(弾数各125発)
兵装
主翼下ハードポイント×4基、胴体下ハードポイント×1基に以下の兵装を搭載可能
空対空ミサイルマトラマジック×2発
空対艦ミサイルAM-39×1発
巡航ミサイルASMP×1発
空対地ミサイルAS-30L×2発
ロケット弾/爆弾マトラロケット弾ポッド×4基(SNEB 68mmロケット弾×18発)
無誘導爆弾またはレーザー誘導爆弾×2発
AN-52自由落下型核爆弾×1発
その他ドロップタンク×2基
バディ空中給油ポッド



*1 当時装備されていた軽空母「ベインテシンコ・デ・マヨ」の艦載機だったが、母艦が機関不調で艦上からの運用ができなかったため、陸上の航空基地から運用されていた。
*2 戦略原潜と並ぶフランスの核戦力の一環をなしていた。

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