Last-modified: 2017-02-17 (金) 12:19:11 (1470d)
【過給器】 †
内燃機関(エンジン)の構成部品のひとつで、空気を圧縮して燃焼室の内部に高圧で送り込む装置。
燃焼反応に必要な酸素の供給を増やす事で出力を増大させる。
主に気圧の薄い高空で運用される航空機や、燃費や耐久性を度外視できるモータースポーツなどで用いられる。
基本的にエンジン本体の一部として設計されるが、既製のエンジンに後から取り付ける事も可能。
ただし、既製のエンジンへの後付けは一般に違法改造とされる。
過給器に限った話ではないが、出力を向上させる試みは常に故障・事故のリスクを伴う。
『出力』は常に機械に負担を強いるため、高い出力は過負荷によって製品寿命を縮め損壊を招く事になる。