【XASM-3】(えっくすえーえすえむすりー)

防衛省技術研究本部(現:防衛装備庁)にて開発中の対艦ミサイル
80式空対艦誘導弾(ASM-1)と93式空対艦誘導弾(ASM-2)の後継で、F-2に搭載される見込み。

2018年1月に開発完了したが中国人民解放軍海軍艦艇の高性能化に対する射程の短さから量産に至らず、さらに改良を加えた射程延伸型のASM-3(改)の開発を2020年(令和2年)度から2025年(令和7年)度まで行う予定である。

主な特徴

  • 撃ちっ放し能力
  • 超高速飛翔による撃墜回避能力の向上
  • 固体ロケット・ラムジェット統合推進システム(インテグラル・ロケット・ラムジェット、IRR)
  • 耐熱構造
  • 高衝撃型貫徹式弾頭
  • アクティブ/パッシブ・レーダーの複合シーカーの採用。
    これによって対レーダーミサイルとしての運用も可能と目される。
  • 高度なECCMIRCCM?能力
  • ステルスを考慮した機体形状
  • モジュール構造による発展性

スペックデータ

弾頭高衝撃型貫徹式弾頭(先駆弾頭が配置されるとも言われている)
シーカーパッシブ/アクティブレーダー複合シーカー
誘導方式中間誘導慣性/GPS誘導
終端誘導アクティブパッシブ複合誘導
エンジンインテグラル・ロケット・ラムジェット
最高速度マッハ3以上
有効射程150km〜200km
目標単価約3〜4億円程度


派生型

  • ASM-3(改):
    射程延伸型。射程400km以上。

  • ASM-3A:
    ASM-3(改)の開発の途中成果を反映した型。


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