Last-modified: 2022-10-14 (金) 23:16:40 (108d)

【近接航空支援】(きんせつこうくうしえん)

Close Air Support (CAS).

事前の作戦計画ではなく、地上部隊前線航空管制官からの要請に応じて臨時に行われる軍用機の対地攻撃
航空優勢が完全であれば攻撃ヘリコプター、そうでなければマルチロールファイターを投入するのが一般的。

交戦中の友軍を支援するのが主な目的であり、戦車歩兵・短距離SAMなどが主な目標となる。
目標の選定は支援を要請する側の地上部隊が行う事が多いが、エビエーターが独自判断で目標を選んで攻撃する事もある。

通常の空爆に比べて対象が小さく、友軍を誤射する危険性も高いため、正確な状況認識と高精度の兵装が要求される。
市街戦が主体となる現代の戦争では更にその傾向が強い。
こうした状況を踏まえ、攻撃手段としては誘導爆弾機関銃機関砲)、対レーダーミサイルなどが主に選択される。

軍事史において、近接航空支援が戦術として確立されたのは第二次世界大戦から。
地上部隊の支援を意図した空対地攻撃は、軍用機の黎明期であった第一次世界大戦時にはすでに行われている。
しかし、地上と空中とで緊密な連携を執る事が可能となったのは軍用無線通信の普及後である。

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