【小銃弾】(しょうじゅうだん)

小銃で使用される弾薬。
基本構造は拳銃弾と同じだが、装薬が多く燃焼力も高いため高初速(音速の2〜3倍)で弾頭が撃ち出され、貫通力が高い。

弾頭の種類も豊富で用途により選べるのも拳銃弾と同じである。
軍隊用の弾頭にはより貫通力を高めた徹甲弾のタイプが存在する。
ハンティング用は弾頭が柔らかく、貫通力よりもマンストッピングパワーを求めたタイプが主流で、拳銃弾では手に負えない大型肉食動物を1〜2発で仕留めるほど強力な威力を備えている。

現在の軍隊では遠距離射撃をそれほど考慮してないため、高速小口径弾(5.4〜5.6mm前後)が主流である。
この弾丸は高初速、軽量で有効射程は短いが貫通力は高い。
また小口径故にマンストッピングパワーは低い。
ただし、一部の小口径弾には命中時に弾丸をターゲット内部で横転させる事により、マンストッピングパワーを高めた物も存在する。

尚、軍隊ではフルメタルジャケット弾以外を使用してはならない。

関連:リード弾 ワッドカッター弾 ホローポイント弾 ソフトポイント弾


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