【航続距離】(こうぞくきょり)

乗り物が、外部からエネルギー源(燃料電池、または二次電池に充電する電力など)の補充を行わずに一度に移動できる距離。
燃料などを満載し、かつペイロードが空の状態での数値が理論上では最大になる*1

一応の数値はカタログスペックに示されてはいるが、運用形態によって大いに違いが出てくる。
ペイロードを多く搭載すればするほど重量が重くなるため、必然的に航続距離は短くなる。
また、道路状況や天候、飛行する高度、メンテナンス状況などにも強く影響される。

特に戦場を踏破する場合、途上でどのような機動を要求されるか予測不能であるため、必然的に航続距離も予測不能になる。

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*1 一定の速度を得て地球の重力圏を離脱した人工天体(宇宙船・惑星探査機など)の場合は、「別の大きな重力源に捕捉されるまで」――理論上は無限大になる。

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