2004年に発生した尖閣諸島の魚釣島における不法上陸事件では、ヘリコプターの燃料補給や乗員の業務の効率化などで問題が露見したことを教訓に開発され、基地から離れた離島海域で継続的に警戒監視活動できる巡視船が本型だ。 ヘリ格納庫はないものの、航空燃料(JET‐AI)タンクを有し、ヘリ甲板で給油が可能。船体は軽合金を多用した軽くなり、船型は速度を上げるほどに揚力が生じ、船体の重量を揚力で支えられる半滑走型な為30ktを超える高速航行が可能。 船首は高速時も甲板に波が被らないブルワーク型。

武装はMk.44ブッシュマスター30价荏機関砲を装備し、光学式射撃指揮装置で、夜間でも正確に射撃が可能。船橋上には夜間でも船舶を識別できる遠隔監視採証装置を備え、*1船首に暴徒鎮圧のための遠隔操作型放水銃を搭載し、射程10mで2万ℓ/分を放水でき、またヘリコプターが撮影した画像を受信し、基地や本庁の危機管理センターに映像を転送できる船上映像転送システムが備わる。


*1 レーザーをパルス状に照射し、相手から反射した乱射光を測定し、正確な距離や船影を確認できる

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