Last-modified: 2016-08-22 (月) 20:52:46 (477d)

【NATO階級符号】(なとーかいきゅうふごう)

the NATO codes for grades of military personnal(NATO軍人階級符号).

北米と西欧の多国間軍事同盟「北大西洋条約機構(NATO)」の定めた「標準化合意書」に規定されている規約のひとつで、加盟各国の軍隊に所属する将兵の階級の対照を示す符号。

士官を示す「OF*1」、准士官を示す「WO*2」、下士官及び兵卒を示す「OR*3」に分けられ、それぞれ低い順につけられた番号*4と組み合わせて呼称する。

なお、任官の辞令を受けているが未着任の士官は「OF(D*5)」と呼ばれる。

標準化合意書の別表では、加盟各国の軍隊の階級とNATO階級符号との対応が定められている。

概ねの対比については階級の項に記載しているが、第二次世界大戦以前の各国軍隊や加盟国以外の国の軍隊の階級と階級符号の対比はあくまでも参考であり、実際とは異なる場合がある*6

なお、一般的に准士官は「士官待遇の下士官」とされているので「その他の階級」に含まれるが、アメリカ軍の准士官は、少尉と下士官の間に位置し、「士官」にも「その他の階級」にも含まれない全く別の階級であるため、階級符号も別に設けられている*7


*1 英語の"Officer"に由来。
*2 英語の"Warrant Officer"に由来。
*3 英語の"Other Rank"に由来。
*4 士官は「少尉」及び「中尉」の1〜「元帥」の10まで、准士官は「5等准尉」の1〜「1等准尉」の5まで、下士官・兵卒は「二等兵」の1〜「上級曹長」の9まで。
*5 英語の"Disignate"に由来。
*6 そもそも第二次世界大戦時に「階級符号」の概念は存在しておらず、そうでなくてもNATO加盟国以外の国では階級制度の違いから互換性が無い場合が多い。
*7 「1等准尉」の「WO-1」から「5等准尉」の「CW-5」まで。なお、現在のアメリカ空軍には准士官制度がない。

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