Last-modified: 2022-07-08 (金) 20:23:27 (145d)

【広島空港】(ひろしまくうこう)

広島県三原市に所在する拠点空港
中国地方では最大の空港であり、二番目に多い岡山空港?の約2倍の利用客数を誇る。

本空港は山を削り、谷を埋め立てて造成した空港であり、標高が330mと高いことから、気象条件(風など)が急に変化しやすい空港である。
霧などが急に発生して流れ込んでくることから運用に制約が多く、以前は年間75便も欠航していたが、ILSの「カテゴリーb」を運用するようになってからは年間2便まで減少している*1

空港内には海上保安庁第六管区海上保安本部広島航空基地*2、及び広島県防災航空センター*3が所在している。

本空港の歴史は、第二次世界大戦中に広島市内の吉島に日本陸軍により建設された飛行場に始まる。
この飛行場は戦後、進駐してきたアメリカ軍により接収され、講和条約後に返還されてからはグライダーの発着に利用された後、廃港となった。

1961年には同じ広島市内(現在の広島市西区)に、1,200mの滑走路を以て「第二種空港」として「広島空港」が開港。
その後、滑走路は1,800mに延長されたものの、地形の問題*4からそれ以上の拡張が困難で、B747などの大型機は着陸できなかった*5
更に、ターミナルやエプロンが狭いうえに平行誘導路を備えていないため増発が困難という欠点もあった。
また、着陸時に市街地上空を旋回する必要があるなどアプローチも難しく、それを原因とした墜落事故も起きていた。

こうしたことから、1993年に「新広島空港」として現在地へ移転。
旧空港は2012年まで「広島西飛行場」(その他公共用飛行場)として用いられたのち廃港となり、ヘリポート機能のみが残された。

空港情報

種別拠点空港(旧第二種
滑走路3,000m×60m(10/28)
3レターコードHIJ
4レターコードRJOA
ILSカテゴリーb(RWY28)
設置・管理者広島国際空港株式会社


就航路線

※航空会社が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便

国内線
就航会社就航地
日本航空(JAL)*6札幌/新千歳東京/羽田
全日本空輸(ANA)*7札幌/新千歳、東京/羽田、沖縄/那覇
アイベックスエアラインズ(IBX)仙台
アイベックスエアラインズ(IBX)
・全日本空輸
仙台
スプリング・ジャパン(SJO)東京/成田


国際線
就航会社就航地
チャイナエアライン(CI)
・日本航空(JL)
台北/桃園
香港エクスプレス航空(UO)香港
中国国際航空(CA)
・全日本空輸(NH)
大連/周水子、北京(大連経由)
中国東方航空(MU)
・日本航空(JL)*8
上海/浦東
ノックエア(DD)タイ/ドンムアン



*1 ただし、ILSが設置されていない東側から進入する際は、最終的にパイロットが滑走路を目視して手動で着陸させる方法がとられる。
*2 ベル412EP「せとづる」(MH906)、AW139「せとわし1号(MH962)/2号(MH963)」を配備。
*3 防災ヘリコプター「メイプル」(AW139・運航は中日本航空に委託)を配備。
*4 瀬戸内海に面し、天満川と太田川放水路に挟まれた場所に位置していた。
*5 当時、旧広島空港に離着陸が可能な最大の機体はB767で、三発以上の多発機B747DC-10L-1011など)の離着陸には2500m以上の滑走路が必要であった。
*6 JALエクスプレス?の日本航空への再統合前は一部便の機材・乗務員はJALエクスプレスが運航していた。
*7 ANAウイングスの機材・乗務員による運航含む。
*8 日本航空は上海/浦東線のみコードシェア、成都線は中国東方航空のみの単独運航。

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