【VK-107】(ぶいけーひゃくなな)

Klimov VK-107

M-105の後継として、ソ連のクリーモフ設計局?で開発されたレシプロエンジン
1944年に量産が開始された。
高出力を発揮するために、気筒一つあたり4つの弁を有する形式に改められ、シャフト類や過給器も再設計された。
主にMiG-9?などに搭載されている。

仕様緒元

タイプ液冷レシプロエンジン
ボア×ストローク148mm×170mm
排気量35.8L
乾燥重量765kg
圧縮比7.65
シリンダー配列V型12気筒
過給器遠心式スーパーチャージャー1段2速
出力1,650hp/3,200rpm(離昇出力)/1,450hp(高度3,800m)
比出力47.0hp/L
出力重量比?2.16hp/kg


派生型

  • VK-107A:
    量産型。

  • VK-107R:
    プロペラとジェットの混合動力による飛行のため、動力の一部をモータージェット?に使用できるようにしたタイプ。
    MiG-13?Su-5?に搭載。試作のみ。

  • VK-108:
    出力増強型。出力1,850hp。
    Yak-3に搭載されて試験が行われたが量産化に至らず。


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