【A-50(攻撃機)】(えーごじゅう(こうげきき))

KAI/Lockheed Martin A-50(F/A-50) "Golden Eagle"

大韓民国の航空機メーカー「韓国航空宇宙工業(KAI)」と米国ロッキード・マーチン社が共同開発した攻撃機
T/A-50やF/A-50とも呼ばれる。
A-37?F-5の後継として開発したT-50練習機をベースに開発された。

「世界の軍用機市場に進出する」ための国策事業として1997年に開発プロジェクトが開始され、2003年から量産がスタートした。
分担比率はKAIが44%、ロッキード・マーチン社が55%、その他1%となっており、KAIが固めた基本仕様をもととして、全ての電子機器、ソフトウェアと主翼の開発をロッキード・マーチンが担当した。
本機は「F-16に匹敵する能力を安価で得られる機体」として、主に発展途上国向けに200〜300機の輸出が予定されている。

スペックデータ

乗員2名
全長13.14m
全高4.94m
全幅9.45m
重量6,441kg
最大離陸重量12t
最高速度Mach1.5
エンジンGE F404-GE-102?ターボファン×1基
推力17,700lbs
実用上昇高度14,630m
航続距離2,500km
固定武装M61A1 20mmバルカン砲?×1門
兵装
兵装搭載量7か所のハードポイント主翼下4ヶ所、翼端2ヶ所、胴体下1ヶ所)に
3,740kgまでの兵装を搭載可能。
AAMAIM-9X「サイドワインダー」パイソン5
AGMAGM-65G「マーベリック」
爆弾類Mk.80/Mk.82JDAM、Spice1000、CBU-97/105「SFW*1」、WCMD*2
ロケット弾ハイドラ70、LOGIR



*1 Sensor Fuzed Weapon(センサー信管兵器)の略。
*2 Wind Corrected Munitions Dispenser(風偏差修正小弾ディスペンサー)の略。

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