【零戦】(れいせん)

旧日本海軍の主力戦闘機で、正式名称は零式艦上戦闘機。 ゼロ戦?とも呼ばれる。

速度機動力航続距離に主眼を置いて開発された。
防弾欠如、強度不足、エンジン出力の低さなど欠点もあるが、1000馬力級戦闘機としては優れている。
小改造タイプを含めると10種類以上の形式が存在する。
A6M1/12試艦上戦闘機、A6M2a/11型、A6M2b/21型、A6M3/22型&32型、A6M3a/22型甲
A6M5/52型、A6M5a/52型甲、A6M5b/52型乙、A6M5c/52型丙、A6M6/53型、A6M7/54型、A6M8/64型が公式に存在した。

1940年に日華事変?で出現し、操縦士?の技量も伴って100機以上撃墜し損害はなしという一方的な勝利を収めた。
太平洋戦争初期にも、真珠湾攻撃、フィリピン空襲、インド洋作戦などで無敵の活躍をした※1が、大戦中期には対処法を編み出した連合軍?に押されはじめ、さらには新型戦闘機の性能についていけなくなり、完全に旧式となった。
だが後継機投入が延々として進まず、結局終戦までほとんど無理矢理な性能向上を行いながら使い続けられた。

※1 あまりに零戦?による被害が大きかったため、一時期アメリカ軍内では「ゼロとは戦うな」が戦訓になった程である。

戦艦大和と並んで一番有名な旧軍兵器である。
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