長崎空港のバックアップ(No.1) - 航空軍事用語辞典＋＋

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【長崎空港】(ながさきくうこう) †

概要
種別	商用
滑走路	3,000×60(14/32)
ILS	カテゴリⅠ
3レターコード	NGS
4レターコード	RJFU
設置・管理者	日本国政府

長崎県大村市にある空港。
大村市沖合に浮かぶ有人島「箕島(みしま)」の全域を開発した世界初の「海上空港」として、1975年に開港した。

それまでは本土側に「大村空港」があり、本空港供用開始後も滑走路（18/36）を「A滑走路」、箕島側の滑走路を「B滑走路」と呼んで一体的に管理していた。
なお、A滑走路部分は2011年に防衛省へ移管され「大村飛行場」として独立している*1。

羽田―長崎間の路線は国内線でも上位10位以内に入る需要の高い路線であり、かつてはB747やトライスター、DC-10、現在ではB777といったワイドボディ機が主に投入されている。
また、1996年には日本エアシステムのMD-90初便就航路線となったほか、全日本空輸のB767-300やB747-400Dが初便就航当日に投入された路線でもある。

かつては伊丹線にも大型機が投入されていたが、現在では小型機による運航に替わっている。

なお、本空港は超音速旅客機・コンコルドが飛来した日本の数少ない空港のひとつでもある（他は東京国際空港と関西国際空港）*2。

*1 A滑走路部分には旧大村空港時代から海上自衛隊が駐留しており、対潜ヘリコプターの基地として用いられてきた。
*2 1990年の「'90長崎旅博覧会」のイベントとして、エールフランスのチャーター機が飛来した。