【金門馬祖上空戦】(きんもんばそじょうくうせん)

1958年に、台湾海峡上の金門馬祖において中国 国民党軍(台湾・蒋介石軍)と中国 共産党軍(人民解放軍)の間でおこなわれた空中戦。

国民党側のF-86FはGAR-8サイドワインダー(後にAIM-9B)を装備し、機関砲のみを装備する倍の数の共産党側MiG-17に対し圧倒的勝利を収めた。

史上はじめて実戦に実用的な空対空ミサイルが投入され、また空対空ミサイルによる撃墜を記録した。この際、MiG-17の尾翼に命中した1発のGAR-8が不発で突き刺さり、しかも運良くこの機体が帰還したことからソ連によって回収されたのちリバースエンジニアリングされAA-2アトール及び霹靂2の開発の元となったと言われているが、真相は定かでは無い。


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