【ヘリコプター空母】(へりこぷたーくうぼ)

航空母艦の一種で、もっぱらヘリコプターの運用に特化された艦。
対潜ヘリコプターの運用を主目的とする場合が多い。

他の航空母艦と同様に全通式の飛行甲板エレベーターを持つ。
このため、駆逐艦巡洋艦などと違い、多数のヘリコプターを同時に離着艦させることができる。
CTOL機用のカタパルトアレスティングギアを持たず、またSTOVL機のホバリングへの耐熱性を持たないことも多い。
例外としてイタリア海軍のジュゼッペ・ガリバルディは(法的な問題から)ヘリコプター空母として就役したが、建造時からSTOVL機の運用能力が実装されており、法改正を待ってSTOVL空母に改められた。
逆に英国の「イラストリアス」は、当初STOVL空母として就役・運用されていたが、艦載機ハリアーが英国軍から退役したため、現在はヘリコプター空母として運用されている。

海上自衛隊向けに建造され、2009年に就役したヘリコプター搭載護衛艦ひゅうが」は、艦種記号こそ「(ヘリコプター母艦機能を持った)駆逐艦」をあらわす「DDH」であるが、全通式の飛行甲板を備えており、事実上、ヘリコプター空母と呼ぶに相応しい姿と能力を持つに到った。
ヘリの最大搭載数は、従来のヘリコプター護衛艦の3機から大幅に増加し、11機となった。

関連:対潜空母


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