【ジャイロダイン】 †
Gyrodyne
- Fairey FB-1 Gyrodyne
イギリスのフェアリー社が開発した、ヘリコプターとオートジャイロの中間的な航空機。
オートジャイロとの違いは、プロペラのみならずローターもエンジンのトルクで回すことができることである。
離着陸時はローターの揚力で垂直に上下し、巡航時にはプロペラの推力で前進し、ローターのオートローテーションと主翼の揚力で飛行する。
本機の外観で特徴的なのは、プロペラが右主翼にのみ取り付けられていることである。これは推力に加え、テイルローターのようなアンチトルクの発生を兼ねているためである。
当時としては速度性能に優れていたが、信頼性やコストに問題があり、量産されることはなかった。
発展型として、ローターにチップジェット?を組み合わせたジェットジャイロダインが存在する。
- 前述の形式を持つ一連の機体を一まとめに分類したもの。
アメリカ連邦航空局が回転翼機の一種として登録したが、実用機は存在しない。
- Gyrodyne Company of America
アメリカの航空機メーカー。QH-50の製造などで知られる。
- タイトーのシューティングゲーム。しかし自機は通常の攻撃ヘリコプターであり、前述の1〜3いずれとも関係ない。
ゼビウスに似たシステムだが、2つのボタンを同時に押すと空対地ミサイルが発射されるなど、独自のシステムも持っていた。
しかし難易度が極端に低く、儲けが少なかったためかゲームセンターからは短期間で撤去された。
家庭用としてファミコン版も存在した。