Last-modified: 2019-08-14 (水) 15:50:04 (1716d)

【インメルマンターン】(いんめるまんたーん)

戦闘機マニューバーの一種。
すれ違った敵を追跡する場合などに、高度を上昇させつつ後方に振り返る事を企図する。

正面から向かい合った状態で会敵した場合、初手で敵機を撃墜できなければ互いに「すれ違う」事になる。
そこから本格的にドッグファイトが始まり、いかに素早く敵機の方に向き直れるかが勝敗を決する事態となる。

手順は以下の通り。

  1. 水平飛行の状態から機首を上に向ける。
  2. 180度宙返りした所で機首を戻し、背面飛行状態になる。
  3. 横方向に180度スピンして水平飛行に戻る。

第一次世界大戦時のドイツ空軍エースパイロットであるマックス・インメルマンの得意技として名を知られた。
ただし、当時の非力なエンジンでは垂直上昇が難しく、当時のインメルマンターンは現代の分類ではシャンデルと呼ばれるものに近い。

関連:スプリットS


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