航空軍事用語辞典++
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*【&ruby(ぶろーにんぐえむつー){ブローニングM2};】 [#p3539...
Browning's M2 .50cal Heavy Machinegun.~
~
1933年に[[アメリカ陸軍]]に[[制式]]採用された[[重機関銃]]。~
主に[[NATO>北大西洋条約機構]]諸国に採用されており、派生型...
~
[[第一次世界大戦]]にて[[機関銃]]が猛威を振るった[[戦訓>バ...
[[前線]]の[[火力支援>支援]]、[[観測気球>気球]]の[[撃墜]]...
~
完成したのは1921年であったが、当時のアメリカは大恐慌の影...
その後、[[第二次世界大戦]]の勃発により大量生産を開始。~
同大戦中に限っても200万挺を越える数が生産され、[[歩兵]]は...
~
原型銃の開発から既に100年近くが経過しているが、幾度かの近...
整備性や拡張性に優れた構造と、大量生産による価格圧縮で安...
>ただし、[[重機関銃]]の用途を縮小させるような新世代の兵器...
航空機銃としてはより大型の[[機関砲]]が求められ、対戦車戦...
現代の[[重機関銃]]需要は主に[[民生車両>テクニカル]]や家屋...
調達の容易な[[機関銃]]として世界各国に流入しており、本来...
>[[AK-47>AK47]]と同時期に第三世界に流入したため、アフリカ...
当然ながら、カラシニコフ氏の製品とはなんら関連も無い、純...
**[[カタログスペック]] [#sd6b0eca]
|設計・製造社|ジョン・ブローニング(設計)&br;[[ジェネラ...
|全長|1,645mm|
|銃身長|1,143mm|
|重量|38.1kg(本体のみ)/58kg(三脚含む)|
|[[ライフリング]]|8条右回り|
|使用弾薬|12.7mm×99 NATO弾(通常弾、[[焼夷弾]]、[[徹甲弾]...
|装弾方式|ベルト給弾(1帯110発)|
|作動方式|ショートリコイル|
|発射速度|485〜635発/分(M2HB)&br;750〜850発/分(AN/M2)...
|銃口初速|853m/s&br;887.1m/s(M33)|
|射程|2,000m(有効)/6,770m(最大)|
~
**銃架一覧 [#uf54b7fb]
-M3三脚銃架:~
M2の基本銃架。重量約20kg。~
~
--M1対空銃架:~
M3三脚架に支柱と補助脚を付けた高射用銃架。~
しかし、安定性が悪く、後にM63が制式化されると退役していっ...
~
-M63対空銃架:~
[[第二次世界大戦]]後に設計された銃架。~
トリガーハンドルの位置を変える事で地上用と対空用に対応す...
脚部は十字型の四脚構造になり、安定性が高い。~
~
-M3対空銃架:~
水冷式のM2用に造られた対空銃架。M3三脚架と名称は同じであ...
後方に梯子状の取っ手が付き、バレルジャケットの上に専用の...
~
-M46連装対空銃架:~
M3対空銃架同様、水冷式のM2を並列にマウントする対空銃架。~
艦艇用に使われている。~
~
-M35車載銃架:~
車両搭載用の単脚銃架。[[ジープ]]や小艦艇などに搭載。~
~
-M46車載銃架:~
車両搭載用のリングマウントで、トラックやハーフトラックの...
リングに沿って全周射撃が可能。~
~
-M33連装対空銃架:~
爆撃機の旋回機銃塔から発展した連装銃架。~
[[M13対空自走砲>M2ハーフトラック]]に用いられたが、すぐに...
~
-M45/M55対空銃架:~
[[M16対空自走砲>M2ハーフトラック]]などに使われる四連装銃...
目的は対空用だが地上用にも転用され、凄まじい威力から「ミ...
M45は車載用で、M55は牽引式に与えられた制式名。~
[[航空自衛隊]]でもM55が採用されたが、後継機種である[[VADS...
~
-M205対空銃架:~
M3に代わる、新型の三脚銃架。M2重機関銃とMk.19自動[[擲弾発...
M3より軽量で、一体化された横断支柱と、より速い照準のため...
~
**バリエーション [#wf17f283]
-原型・基本型
--ブローニング ウインチェスター50口径[[重機関銃]]:~
1918年に製作された試作型。[[ブローニングM1917]]を拡大改設...
"M1918"の仮[[制式]]名称で採用されたが、量産は行われなかっ...
~
--M1921:~
M2の原型モデル。Cal.50 HMG(M1918)の各部に改修を加えたも...
[[第二次世界大戦]]終結後、M2に交替して運用を終了。~
~
--M1921E1:~
バレルジャケットを冷却孔の開いた空冷式とした航空機搭載型。~
~
---M1921E1 Fixed:~
遠隔操作式の固定武装型。~
~
---M1921E1 Flexible:~
手動操作式の旋回機銃型。~
~
--M1921A1:~
1930年に採用された改良型。~
連続射撃を行うと銃身先端が加熱する問題に対処したもの。~
既存のM1921は全て-A1に改修されている。~
~
--M1921 W.C.("Water Cooled"):~
[[海軍]]向けの水冷銃身型。~
[[艦艇]]搭載の対空機銃として用いられ、[[陸軍]]向けの水冷...
会場での塩害対策として防塩皮膜処理が施された他、各所の部...
~
--M1921 W.C.,HB:~
長時間連射に対応するために銃身を肉厚の重銃身としたモデル。~
~
--Cal.50 T1:~
M1921A1の発展改良型。~
左右どちらからでも給弾可能になっていることがM1921との相違...
~
--Cal.50 T2/M1:~
T1の改修型。~
M2の開発完了/[[制式]]化以前に"Cal.50 M1"として制式化され...
~
--M2:~
最初の量産型でT2に更なる改修を加えたもの。銃身は水冷式。~
~
---M2 W.C.:~
[[海軍]]向け水冷銃身型。~
M1921 W.C.同様の艦艇搭載の対空機銃型で大容量冷却水タンク...
~
--M2HB(Heavy Barrel):~
M2の水冷式の銃身冷却装置を廃したもの。~
水冷の代わりに重量型[[銃身]]の分厚さによって熱耐久性を向...
~
---Colt MG 52/ MG 52A/MG 52-2:~
M1921およびM2の輸出型。MG52Aは水冷型銃身を持つ。~
~
---Colt Blowning Model 1924/1942:~
コルト社によるM2およびM2HBの輸出モデルの呼称。グァテマラ...
~
--M2E1:~
トリガーを電磁(ソノレイド)式とした車載型。~
M45 4連装対空機関銃架や、[[M16>M2ハーフトラック]]、[[M15>...
~
--M2E2:~
FN M2HB-QCBのアメリカ軍名称。~
~
--M2A1:~
アメリカ軍でのM2E2の制式名。~
~
-発展型
--T27:~
発射速度の向上を目的とした発展型。~
T27/T27-E1〜-E7と改良試作品が製造されてテストが繰り返され...
~
--T42:~
対空兵器の装備機銃としてAN/M3の設計を取り入れて開発された...
高速連続射撃に耐えるために肉厚の重銃身としたやや短い銃身...
試作のみで[[制式]]採用はされなかった。~
~
--[[M85]]:~
[[ジェネラルエレクトリック]]社がM2の設計を発展させて開発...
[[M60戦車>M60(戦車)]]とその派生型、および[[LVTP7>AAV7]]...
~
--XM806:~
ジェネラル・ダイナミクス社がM2の後継として開発を行ってい...
開発中止となったXM307"Advanced Crew Served Weapon(ACSW)...
重量をM2の約半分まで減少し、射撃の反動も約60%軽減するこ...
2012年に開発中止となった。~
~
-航空機搭載型
--Cal.50 Model 1918:~
原型モデル。~
[[ブローニング M1917]] 7.62mm[[機関銃]]を航空機関銃用に改...
~
--Cal.50 M1921E2:~
2次原型モデル。~
Cal.50 M1918に陸上型のM1921E1の特徴を取り入れ、給弾方向を...
細部の改修を施した後に"Cal.50 AN/M2"として[[制式]]採用さ...
~
--Cal.50 AN/M2:~
航空機搭載型。ANはArmy / Navy(陸海軍共通)を示す。~
レシーバーの板厚を薄くするなどして28kgに軽量化されており...
[[第二次世界大戦]]での運用初期には設計時に想定されていな...
[[陸軍航空隊>USAAF]]の[[P-47「サンダーボルト」>P-47]][[戦...
また、[[ベトナム戦争]]においては[[ヘリコプター]]などにも...
~
---Cal.50 AN/M2 Flexible:~
銃架に架載され射手が操作する手動型。~
~
---Cal.50 AN/M2 Fixed:~
[[コックピット]]からの遠隔操作が行える電磁トリガー型。~
~
--Colt MG 53/MG53A:~
.50 M1921E1およびM2の[[航空機]]搭載型の輸出名称。~
輸出用の独自仕様で、純正のAN/M2とはいくらかの差異がある。~
~
---MG 53-2:~
MG 53のバリエーションの一つ。AN/M2相当のモデル。~
フィンランドに輸出された[[F2A]][[戦闘機]](B-239)に搭載...
~
--12.7mm automatkanon m/45(12.7mm akan m/45):~
スウェーデン軍におけるCal.50 AN/M2の制式名称。~
~
-発展・改良型
--T21:~
コルト社およびスプリングフィールド兵器廠によって試作され...
1940年から1942年にかけてテストが行われ、毎分1,200発の発射...
~
--T22:~
ハイスタンダード社によって試作された発展型。~
1942年8月から1943年後半にかけてT22/T22-E1〜-E6と改良試作...
~
---T26:~
T22を改造した発展改良型。試作のみ。~
~
--T25:~
フリッジデール社によって開発された発展型。~
1944年3月から1944年7月にかけてT25/T25-E1〜-E3と改良試作が...
~
--T36:~
T22の開発/試験の結果を受けて設計された改良型。~
既存のAN/M2に適用する能力向上改修として計画され、発射速度...
この改修を適用したモデルには"(AN/)M2A1"の[[制式]]名が与え...
~
--Cal.50 AN/M3:~
AN/M2の発展型。~
[[電動機]]を用いた補助機構により発射速度を1,200発/分に強...
[[F-86「セイバー」>F-86]]他初期の[[ジェット>ジェットエン...
~
--T38:~
1945年にフリッジデール社によって開発されたM3の発展型。~
毎分1,500発の発射速度の達成が要求され、要求は満たせなかっ...
~
--GAU-15/A・GAU-16A・GAU-18/A:~
AN/M2及びAN/M3を基に軽量化された[[ヘリコプター]]搭載型。~
いずれも乗員が直接射撃を行うタイプ。~
GAU-16/AはGAU-15/Aの銃把と照準装置を改良したもので、GAU-1...
~
--M3M/GAU-21:~
AN/M2ベースのヘリ搭載型。FN社製。~
ヘリコプターの側面ドアに銃架と共に固定されており、連射速...
また、メタルループが付けられており弾詰まりのトラブルを減...
~
--M3P:~
AN/M2の発展型。~
[[AN/TWQ-1 アベンジャー防空システム>HMMWV]]に搭載。~
発射速度が950発/分と1,100発/分の選択式となり、銃口部に大...
給弾方式は機械式のメタルループ方式となっている。~
~
-国外生産型~
--K6:~
韓国の統一重工業でのコピーモデル。老朽化したM2の代替とし...
M2HB-QCBに準じたもので、銃身に把手を取り付けて、銃身交換...
~
--FN M.1939:~
ベルギーのFN社が[[航空機]]搭載用に開発したM2の派生型。~
炸裂弾等を使用できるよう大口径化し13.2x99mm弾仕様に変更、...
~
---Akan m/39(Automatkanon m/39):~
M.1939のスウェーデンでの[[制式]]採用名称。~
~
---Akan m/39A(Automatkanon m/39A):~
スウェーデンのエリクソン社でライセンス生産されたm/39の[[...
~
--12.7 Lkk/42 VKT:~
M.1939のフィンランドでの[[コピー>デッドコピー]]モデル。~
口径と使用弾はオリジナルと同じ12,7x99mm弾に再変更され、銃...
~
--12.7mm重機関銃M2:~
[[陸上自衛隊]]での呼称。~
性能はM2基本型に準ずる~
~
--13ミリ機銃:~
[[海上保安庁]]での呼称。~
性能はM2基本型に準ずる~
~
--FN M2HB-QCB(Quick Change Barrel):~
FNハースタル社により開発された改良型。~
[[銃身]]交換時の位置調整を省略・迅速化できるように設計さ...
銃身部の根本にL字型のグリップがあることが外観上の特徴であ...
~
--BRG-15:~
FN社がM2の後継に提案した改造型。口径の大きい15mmx106弾を...
FN社が財政的な問題に直面していたこともあって、1990年代に...
~
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*【&ruby(ぶろーにんぐえむつー){ブローニングM2};】 [#p3539...
Browning's M2 .50cal Heavy Machinegun.~
~
1933年に[[アメリカ陸軍]]に[[制式]]採用された[[重機関銃]]。~
主に[[NATO>北大西洋条約機構]]諸国に採用されており、派生型...
~
[[第一次世界大戦]]にて[[機関銃]]が猛威を振るった[[戦訓>バ...
[[前線]]の[[火力支援>支援]]、[[観測気球>気球]]の[[撃墜]]...
~
完成したのは1921年であったが、当時のアメリカは大恐慌の影...
その後、[[第二次世界大戦]]の勃発により大量生産を開始。~
同大戦中に限っても200万挺を越える数が生産され、[[歩兵]]は...
~
原型銃の開発から既に100年近くが経過しているが、幾度かの近...
整備性や拡張性に優れた構造と、大量生産による価格圧縮で安...
>ただし、[[重機関銃]]の用途を縮小させるような新世代の兵器...
航空機銃としてはより大型の[[機関砲]]が求められ、対戦車戦...
現代の[[重機関銃]]需要は主に[[民生車両>テクニカル]]や家屋...
調達の容易な[[機関銃]]として世界各国に流入しており、本来...
>[[AK-47>AK47]]と同時期に第三世界に流入したため、アフリカ...
当然ながら、カラシニコフ氏の製品とはなんら関連も無い、純...
**[[カタログスペック]] [#sd6b0eca]
|設計・製造社|ジョン・ブローニング(設計)&br;[[ジェネラ...
|全長|1,645mm|
|銃身長|1,143mm|
|重量|38.1kg(本体のみ)/58kg(三脚含む)|
|[[ライフリング]]|8条右回り|
|使用弾薬|12.7mm×99 NATO弾(通常弾、[[焼夷弾]]、[[徹甲弾]...
|装弾方式|ベルト給弾(1帯110発)|
|作動方式|ショートリコイル|
|発射速度|485〜635発/分(M2HB)&br;750〜850発/分(AN/M2)...
|銃口初速|853m/s&br;887.1m/s(M33)|
|射程|2,000m(有効)/6,770m(最大)|
~
**銃架一覧 [#uf54b7fb]
-M3三脚銃架:~
M2の基本銃架。重量約20kg。~
~
--M1対空銃架:~
M3三脚架に支柱と補助脚を付けた高射用銃架。~
しかし、安定性が悪く、後にM63が制式化されると退役していっ...
~
-M63対空銃架:~
[[第二次世界大戦]]後に設計された銃架。~
トリガーハンドルの位置を変える事で地上用と対空用に対応す...
脚部は十字型の四脚構造になり、安定性が高い。~
~
-M3対空銃架:~
水冷式のM2用に造られた対空銃架。M3三脚架と名称は同じであ...
後方に梯子状の取っ手が付き、バレルジャケットの上に専用の...
~
-M46連装対空銃架:~
M3対空銃架同様、水冷式のM2を並列にマウントする対空銃架。~
艦艇用に使われている。~
~
-M35車載銃架:~
車両搭載用の単脚銃架。[[ジープ]]や小艦艇などに搭載。~
~
-M46車載銃架:~
車両搭載用のリングマウントで、トラックやハーフトラックの...
リングに沿って全周射撃が可能。~
~
-M33連装対空銃架:~
爆撃機の旋回機銃塔から発展した連装銃架。~
[[M13対空自走砲>M2ハーフトラック]]に用いられたが、すぐに...
~
-M45/M55対空銃架:~
[[M16対空自走砲>M2ハーフトラック]]などに使われる四連装銃...
目的は対空用だが地上用にも転用され、凄まじい威力から「ミ...
M45は車載用で、M55は牽引式に与えられた制式名。~
[[航空自衛隊]]でもM55が採用されたが、後継機種である[[VADS...
~
-M205対空銃架:~
M3に代わる、新型の三脚銃架。M2重機関銃とMk.19自動[[擲弾発...
M3より軽量で、一体化された横断支柱と、より速い照準のため...
~
**バリエーション [#wf17f283]
-原型・基本型
--ブローニング ウインチェスター50口径[[重機関銃]]:~
1918年に製作された試作型。[[ブローニングM1917]]を拡大改設...
"M1918"の仮[[制式]]名称で採用されたが、量産は行われなかっ...
~
--M1921:~
M2の原型モデル。Cal.50 HMG(M1918)の各部に改修を加えたも...
[[第二次世界大戦]]終結後、M2に交替して運用を終了。~
~
--M1921E1:~
バレルジャケットを冷却孔の開いた空冷式とした航空機搭載型。~
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---M1921E1 Fixed:~
遠隔操作式の固定武装型。~
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---M1921E1 Flexible:~
手動操作式の旋回機銃型。~
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--M1921A1:~
1930年に採用された改良型。~
連続射撃を行うと銃身先端が加熱する問題に対処したもの。~
既存のM1921は全て-A1に改修されている。~
~
--M1921 W.C.("Water Cooled"):~
[[海軍]]向けの水冷銃身型。~
[[艦艇]]搭載の対空機銃として用いられ、[[陸軍]]向けの水冷...
会場での塩害対策として防塩皮膜処理が施された他、各所の部...
~
--M1921 W.C.,HB:~
長時間連射に対応するために銃身を肉厚の重銃身としたモデル。~
~
--Cal.50 T1:~
M1921A1の発展改良型。~
左右どちらからでも給弾可能になっていることがM1921との相違...
~
--Cal.50 T2/M1:~
T1の改修型。~
M2の開発完了/[[制式]]化以前に"Cal.50 M1"として制式化され...
~
--M2:~
最初の量産型でT2に更なる改修を加えたもの。銃身は水冷式。~
~
---M2 W.C.:~
[[海軍]]向け水冷銃身型。~
M1921 W.C.同様の艦艇搭載の対空機銃型で大容量冷却水タンク...
~
--M2HB(Heavy Barrel):~
M2の水冷式の銃身冷却装置を廃したもの。~
水冷の代わりに重量型[[銃身]]の分厚さによって熱耐久性を向...
~
---Colt MG 52/ MG 52A/MG 52-2:~
M1921およびM2の輸出型。MG52Aは水冷型銃身を持つ。~
~
---Colt Blowning Model 1924/1942:~
コルト社によるM2およびM2HBの輸出モデルの呼称。グァテマラ...
~
--M2E1:~
トリガーを電磁(ソノレイド)式とした車載型。~
M45 4連装対空機関銃架や、[[M16>M2ハーフトラック]]、[[M15>...
~
--M2E2:~
FN M2HB-QCBのアメリカ軍名称。~
~
--M2A1:~
アメリカ軍でのM2E2の制式名。~
~
-発展型
--T27:~
発射速度の向上を目的とした発展型。~
T27/T27-E1〜-E7と改良試作品が製造されてテストが繰り返され...
~
--T42:~
対空兵器の装備機銃としてAN/M3の設計を取り入れて開発された...
高速連続射撃に耐えるために肉厚の重銃身としたやや短い銃身...
試作のみで[[制式]]採用はされなかった。~
~
--[[M85]]:~
[[ジェネラルエレクトリック]]社がM2の設計を発展させて開発...
[[M60戦車>M60(戦車)]]とその派生型、および[[LVTP7>AAV7]]...
~
--XM806:~
ジェネラル・ダイナミクス社がM2の後継として開発を行ってい...
開発中止となったXM307"Advanced Crew Served Weapon(ACSW)...
重量をM2の約半分まで減少し、射撃の反動も約60%軽減するこ...
2012年に開発中止となった。~
~
-航空機搭載型
--Cal.50 Model 1918:~
原型モデル。~
[[ブローニング M1917]] 7.62mm[[機関銃]]を航空機関銃用に改...
~
--Cal.50 M1921E2:~
2次原型モデル。~
Cal.50 M1918に陸上型のM1921E1の特徴を取り入れ、給弾方向を...
細部の改修を施した後に"Cal.50 AN/M2"として[[制式]]採用さ...
~
--Cal.50 AN/M2:~
航空機搭載型。ANはArmy / Navy(陸海軍共通)を示す。~
レシーバーの板厚を薄くするなどして28kgに軽量化されており...
[[第二次世界大戦]]での運用初期には設計時に想定されていな...
[[陸軍航空隊>USAAF]]の[[P-47「サンダーボルト」>P-47]][[戦...
また、[[ベトナム戦争]]においては[[ヘリコプター]]などにも...
~
---Cal.50 AN/M2 Flexible:~
銃架に架載され射手が操作する手動型。~
~
---Cal.50 AN/M2 Fixed:~
[[コックピット]]からの遠隔操作が行える電磁トリガー型。~
~
--Colt MG 53/MG53A:~
.50 M1921E1およびM2の[[航空機]]搭載型の輸出名称。~
輸出用の独自仕様で、純正のAN/M2とはいくらかの差異がある。~
~
---MG 53-2:~
MG 53のバリエーションの一つ。AN/M2相当のモデル。~
フィンランドに輸出された[[F2A]][[戦闘機]](B-239)に搭載...
~
--12.7mm automatkanon m/45(12.7mm akan m/45):~
スウェーデン軍におけるCal.50 AN/M2の制式名称。~
~
-発展・改良型
--T21:~
コルト社およびスプリングフィールド兵器廠によって試作され...
1940年から1942年にかけてテストが行われ、毎分1,200発の発射...
~
--T22:~
ハイスタンダード社によって試作された発展型。~
1942年8月から1943年後半にかけてT22/T22-E1〜-E6と改良試作...
~
---T26:~
T22を改造した発展改良型。試作のみ。~
~
--T25:~
フリッジデール社によって開発された発展型。~
1944年3月から1944年7月にかけてT25/T25-E1〜-E3と改良試作が...
~
--T36:~
T22の開発/試験の結果を受けて設計された改良型。~
既存のAN/M2に適用する能力向上改修として計画され、発射速度...
この改修を適用したモデルには"(AN/)M2A1"の[[制式]]名が与え...
~
--Cal.50 AN/M3:~
AN/M2の発展型。~
[[電動機]]を用いた補助機構により発射速度を1,200発/分に強...
[[F-86「セイバー」>F-86]]他初期の[[ジェット>ジェットエン...
~
--T38:~
1945年にフリッジデール社によって開発されたM3の発展型。~
毎分1,500発の発射速度の達成が要求され、要求は満たせなかっ...
~
--GAU-15/A・GAU-16A・GAU-18/A:~
AN/M2及びAN/M3を基に軽量化された[[ヘリコプター]]搭載型。~
いずれも乗員が直接射撃を行うタイプ。~
GAU-16/AはGAU-15/Aの銃把と照準装置を改良したもので、GAU-1...
~
--M3M/GAU-21:~
AN/M2ベースのヘリ搭載型。FN社製。~
ヘリコプターの側面ドアに銃架と共に固定されており、連射速...
また、メタルループが付けられており弾詰まりのトラブルを減...
~
--M3P:~
AN/M2の発展型。~
[[AN/TWQ-1 アベンジャー防空システム>HMMWV]]に搭載。~
発射速度が950発/分と1,100発/分の選択式となり、銃口部に大...
給弾方式は機械式のメタルループ方式となっている。~
~
-国外生産型~
--K6:~
韓国の統一重工業でのコピーモデル。老朽化したM2の代替とし...
M2HB-QCBに準じたもので、銃身に把手を取り付けて、銃身交換...
~
--FN M.1939:~
ベルギーのFN社が[[航空機]]搭載用に開発したM2の派生型。~
炸裂弾等を使用できるよう大口径化し13.2x99mm弾仕様に変更、...
~
---Akan m/39(Automatkanon m/39):~
M.1939のスウェーデンでの[[制式]]採用名称。~
~
---Akan m/39A(Automatkanon m/39A):~
スウェーデンのエリクソン社でライセンス生産されたm/39の[[...
~
--12.7 Lkk/42 VKT:~
M.1939のフィンランドでの[[コピー>デッドコピー]]モデル。~
口径と使用弾はオリジナルと同じ12,7x99mm弾に再変更され、銃...
~
--12.7mm重機関銃M2:~
[[陸上自衛隊]]での呼称。~
性能はM2基本型に準ずる~
~
--13ミリ機銃:~
[[海上保安庁]]での呼称。~
性能はM2基本型に準ずる~
~
--FN M2HB-QCB(Quick Change Barrel):~
FNハースタル社により開発された改良型。~
[[銃身]]交換時の位置調整を省略・迅速化できるように設計さ...
銃身部の根本にL字型のグリップがあることが外観上の特徴であ...
~
--BRG-15:~
FN社がM2の後継に提案した改造型。口径の大きい15mmx106弾を...
FN社が財政的な問題に直面していたこともあって、1990年代に...
~
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