*&ruby(しーよんじゅうなな){【C-47】}; [#vbb0a0a5]
Douglas C-47 "Skytrain"/R4D "Gooney Bird"/Dakota.~
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アメリカの[[ダグラス・エアクラフト社>ダグラス]]が1930年代に開発した[[双発>双発機]][[レシプロ>レシプロエンジン]][[旅客機]]・[[DC-3]]の[[軍用輸送機>輸送機]]型。~
「C-47」は[[陸軍航空隊>USAAF]]/[[空軍>アメリカ空軍]]での呼び名で、[[海軍>アメリカ海軍]]/[[海兵隊>アメリカ海兵隊]]では「R4D」、英国では「ダコタ」と呼ばれていた。~
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C-47は折り畳み式の座席を装備し、武装兵28名か、最大で2,722kgの物資を搭載できた((この[[ペイロード]]は偶然にも後年の大型輸送ヘリコプター・[[CH-47]]にほぼ匹敵する。))。~
また、14床の寝台と[[看護兵>衛生兵]]3名を収容して患者輸送機として運用することも可能で、貨物輸送機として[[ジープ]]1台とM3・37mm[[対戦車砲]]1門を搭載することもできた。~
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兵員輸送型のC-53「スカイトルーパー(Skytrooper)」や[[ガンシップ]]型のAC-47など、派生型も数多く存在する。~
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[[第二次世界大戦]]では[[ノルマンディー上陸作戦]]などの大規模作戦だけでなく、物資輸送や空挺作戦で多用された。~
戦後、多くの機体が民間に払い下げられたが、一部の機体は[[ベトナム戦争]]の頃まで現役に残り、[[ガンシップ]]としても運用された。~
>戦後にアメリカ合衆国大統領も務めたドワイト・D・アイゼンハワー将軍は「第二次大戦における[[連合国>連合国(第二次世界大戦)]]の勝利に大きく貢献したのはダコタ(本機)と[[ジープ]]と[[バズーカ]]である」との言葉を残している。
>戦後にアメリカ合衆国大統領も務めたドワイト・D・アイゼンハワー将軍は「第二次大戦における[[連合国>連合国(第二次世界大戦)]]の勝利に大きく貢献したのはダコタ(本機)と[[原子爆弾]]、[[ジープ]]と[[バズーカ]]である」との言葉を残している。

21世紀の現在でも一部の途上国で運用され続けており、南アフリカ海軍では[[対潜哨戒機]]として本機を用いている。~

**スペックデータ(C-47B-DK)[#m25073a0]
|乗員|4名([[機長]]、[[副機長]]、[[航空士>航法員]]、[[航空通信士]])|
|乗客|兵員28名|
|[[ペイロード]]|2,700kg|
|全長|19.43m|
|全高|5.18m|
|翼幅|29.11m|
|翼面積|91.7|
|翼型|主翼付け根:NACA2215&br;主翼先端:NACA2206|
|空虚重量|8,226kg|
|運用時重量|11,793kg|
|最大離陸重量|14,061kg|
|[[発動機>エンジン]]|[[P&W>プラット&ホイットニー]][[R-1830-90C「ツインワスプ」>ワスプ]][[空冷>空冷エンジン]]二重星型14気筒×2基|
|出力|1,200hp(890kW)×2|
|[[プロペラ]]|3翅定速プロペラ|
|速度&br;(最大/巡航)|360km/h(高度3,000m時)/ 274km/h|
|[[航続距離]]|5,795km(フェリー飛行時)/2,575km|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|8,000m|
|[[上昇率]]|318m/min|
|[[翼面荷重]]|128kg/|
|パワー/マス|0.1522kW/kg|
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**バリエーション [#x6068f2b]
-C-47:~
最初の量産型。~
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-C-47A:~
電気系統を強化した型。~
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-C-47B:~
インド・ビルマ(ミャンマー)・中国間のヒマラヤ山脈越え輸送作戦「ハンプ越え」向けに[[エンジン]]を強化した型。~
エンジンは2速[[スーパーチャージャー]]付きのR-1830-90Cを搭載した。~
しかし、ある程度の成功しか収められず、多くがC-47Dに改修された。~
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-C-47C:~
水陸両用の[[フロート]]を装備した試験機。~
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-C-47D:~
B型のエンジンからスーパーチャージャーを取り外した型。~
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-C-47E:~
航空路点検機に改修された型。~
エンジンはR-2000-4を搭載。~
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-C-47L/M:~
[[ベトナム戦争]]で特殊な電子機器を搭載したC-47H/Jに付けられた名称。~
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-C-47T:~
エンジンをターボプロップに換装した型。~
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--C-47TP「ターボ・ダコタ(Turbo Dakota)」:~
南アフリカ空軍において、プロフェッショナル・エヴィエーション社によるターボプロップ化が行われた機体の名称。~
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-AC-47D「スプーキー」:~
[[ガンシップ]]型。~
武装は[[M134 7.62mm機関銃>M134]]×3挺または.30-06口径[[AN/M2>ブローニングM2]]単銃身重機関銃×10挺を装備する。~
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-EC-47D:~
[[電子戦機]]型。~
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-EC-47N/P/Q:~
[[ベトナム戦争]]においてA/D型に電子偵察用装備を取り付けた型。~
EC-47QはR-2000-4エンジンを搭載。~
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-RC-47A/D:~
写真/電子偵察機型。~
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-SC-47D:~
[[救難機]]型。~
後にHC-47Dに改称。~
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-TC-47B/D:~
航法練習機型。~
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-VC-47A/B/D:~
VIP輸送機型。~
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-C-53「スカイトルーパー」:~
兵員輸送に特化した型。DC-3と同様の座席を装備する。~
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--XC-53A「スカイトルーパー」:~
全翼幅の[[スロッテッドフラップ>フラップ]]と熱風による除氷装置を備えた試験機。~
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--C-53B「スカイトルーパー」:~
北極での活動用に改修された型。~
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--C-53D「スカイトルーパー」:~
座席をC-47と同様にした型。~
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-C-117A:~
B型の[[幕僚>参謀]]輸送機型。~
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--C-117B:~
C-117Aからスーパーチャージャーを取り外した型。~
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--C-117C:~
VC-47をC-117B仕様に改修した型。~
後にVC-117A/Bに改称。~
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-XCG-17:~
兵員輸送[[グライダー>滑空機]]型。40人乗り。量産されず。~
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-R4D-1「スカイトレイン」:~
[[アメリカ海軍]]/[[海兵隊>アメリカ海兵隊]]向けC-47。~
~
-R4D-3:~
C-53がアメリカ海軍に移管された際の名称。~
~
-R4D-5:~
C-47Aがアメリカ海軍に移管された際の名称。~
後にC-47Hに改称。~
~
-R4D-6:~
C-47Bがアメリカ海軍に移管された際の名称。~
後にC-47Jに改称。~
~
-R4D-7:~
TC-47Bがアメリカ海軍に移管された際の名称。~
後にTC-47Kに改称。~
~
-R4D-8:~
再生したR4D-5/6をDC-3S「スーパーDC-3」相当に改修した機体。~
後にC-117Dに改称。~
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-R4D-5L/6L:~
R4D-5/6の南極観測支援機型。後にLC-47H/Jに改称。~
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-R4D-5Q/6Q:~
R4D-5/6の電子戦訓練型。後にEC-47H/Jに改称。~
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-R4D-5R/6R:~
R4D-5/6の人員輸送型。後にTC-47H/Jに改称。~
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-R4D-5S/6S:~
R4D-5/6のASW訓練型。後にSC-47H/Jに改称。~
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-R4D-5Z/6Z:~
R4D-5/6のVIP輸送機型。後にVC-47H/Jに改称。~
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-R4D-8L:~
R4D-8の南極観測支援機型。後にLC-117Dに改称。~
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-R4D-8T:~
R4D-8の練習機型。後にTC-117Dに改称。~
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-R4D-8Z:~
R4D-8の幕僚輸送機型。後にVC-117Dに改称。~
~
-ダコタ Mk.機~
イギリス向け。C-47相当。~
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-ダコタ Mk.供~
イギリス向け。C-53相当。~
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-ダコタ Mk.掘~
イギリス向け。C-47A相当。~
~
-ダコタ Mk.検~
イギリス向け。C-47B相当。~
~
-エアスピードAS.61:~
ダコタ Mk.気離┘▲好圈璽票劼任離薀ぅ札鵐浩源嵯拭~
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-エアスピードAS.62:~
ダコタ Mk.兇離┘▲好圈璽票劼任離薀ぅ札鵐浩源嵯拭~
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-エアスピードAS.63:~
ダコタ Mk.靴離┘▲好圈璽票劼任離薀ぅ札鵐浩源嵯拭~
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-BEA パイオニア/ダート・ダコタ:~
ダコタのエンジンをロールス・ロイス「ダート」に換装した型。~
[[ヴィッカース・バイカウント>バイカウント]]の運用開始前に、[[ターボプロップ]]実証機として[[英国欧州航空>ブリティッシュ・エアウェイズ]]が使用した。~
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