【R-530】(あーるごひゃくさんじゅう)

フランス軍の中射程空対空ミサイルで、前方攻撃可能な赤外線誘導方式とセミアクティブレーダー?誘導方式の2タイプがある。
製作会社は旧マトラ社?、現在はイギリスの[[ R-530は、前作のR-510?/R-511?の後継として開発され、初期型であるR-530(赤外線誘導)は1963から生産が開始された。
なお、初期のR-530に関してはミラージュIII?の搭載を目的として作られたと言う説もある。
セミアクティブレーダー?誘導のR-530Fに関しては、1980年から生産が開始されミラージュF1ミラージュ2000ラファールに搭載された。
しかし、R-530Fは低高度?目標に対しては弱い事が見つかったため、新たに新型のR-530Dが開発された。
R-530Dは、弱点だった低高度?目標対策としてドップラーシーカー?を搭載し、さらに射程を延ばすため胴体が長くなった。
R-530シリーズはフォークランド紛争湾岸戦争等で実戦に使用されたが、撃墜の例は未だ無い。
現在で新型のMICA中・短射程空対空ミサイルが生産されたため、じき生産中止になる 事が予想される。


トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS