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*&ruby(いーえーろく){【EA-6】}; [#h885d6e9]
Grumman EA-6A"Electric Intruder" / EA-6B"Prowler((英語で「うろつく者」の意。))".~
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[[アメリカ海軍]]・[[海兵隊>アメリカ海兵隊]]が運用している[[電子戦機]](電子妨害・[[SEAD>敵防空網制圧]]機)。~
[[アメリカ海軍]]・[[海兵隊>アメリカ海兵隊]]が運用していた[[電子戦機]]([[電子妨害>ジャミング]]・[[SEAD>敵防空網制圧]]機)。~
[[グラマン]]社製の[[艦上攻撃機]]・[[A-6「イントルーダー」>A-6]]の派生型のひとつとして、1960年代に開発された。~
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本機は当初、海兵隊によってA-6A(当時の型式はA2F)を改修した機体「A2F-1Q((後に[[機体命名法]]の統一により「EA-6A」と改称。))」として運用が開始。~
1971年には大幅に改良されたB型が生産・投入され、[[ベトナム戦争]]をはじめ、20世紀後半以降、[[アメリカ軍]]の[[艦載機]]が何らかの形で関わった戦争・紛争で長く活躍した。~
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本機は、原型である[[A-6]]が1990年代に退役したのちも現役にとどまり、1996年に[[空軍>アメリカ空軍]]が自前の電子戦機の運用を取りやめて(([[EF-111>F-111]]が退役したことによる。))からは三軍(海軍・海兵隊・空軍)統合飛行隊による空軍への電子戦支援も行ってきたが、機体の耐用命数が限界を迎えていることから、2010年代以降、海軍航空隊では[[EA-18G「グラウラー」>EA-18G]]への置き換えが進められ、2015年に退役となった。
>なお、海兵隊ではまだ4個飛行隊で使われているが、同機の後継として[[F-35C「ライトニングII」>F-35]]を電子戦型に改修した機体の導入を検討しているという。~
また、三軍統合部隊では[[B-52]][[戦略爆撃機]]をベースとした機体を後継とすることが検討されていたが、こちらはキャンセルされている。
1971年には大幅に改良されたB型が生産・投入され、[[ベトナム戦争]]以降における海上電子戦の常套手段となった。~
[[運用寿命]]の関係で2015年に[[アメリカ海軍]]から退役し、後継機種[[EA-18G「グラウラー」>EA-18G]]に置き換えられている。~
[[アメリカ海兵隊]]でも4個飛行隊(3個飛行隊と1個訓練飛行隊)で使用されていたが、2019年3月に最後の運用部隊(第2海兵戦術電子戦飛行隊(VMAQ-2)((ノースカロライナ州チェリー・ポイント海兵隊航空基地所在。)))が解隊されて全機退役した。~

**スペックデータ [#k5be3ccb]
>海兵隊では後継として[[F-35C「ライトニング供>F-35]]の電子戦改修モデルの導入が検討されている。

**スペックデータ(EA-6B)[#k5be3ccb]
|乗員|4名&br;([[エビエーター]]1名、[[電子戦]]要員3名(通信妨害担当1名、電子妨害担当2名))|
|全長|18.24m|
|全高|4.95m|
|全幅|16.15m/7.87m([[主翼]]折り畳み時)|
|[[主翼]]面積|49.13|
|空虚重量|14,776kg|
|全高|5.08m|
|翼幅|16m/7.87m([[主翼]]折り畳み時)|
|[[主翼]]面積|49.14|
|空虚重量|14,134kg|
|最大離陸重量|29,484kg|
|[[エンジン]]|[[P&W>プラット&ホイットニー]] J52-P408[[ターボジェット]]×2基([[推力]]49.8kN)|
|最大速度&br;(最大/巡航)|[[M>マッハ]]0.82/412kt|
|フェリー[[航続距離]]|2,820nm|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|12,558m|
|[[海面上昇率>上昇率]]|3,932m/min|
|[[航続距離]]|1,700nm|
|[[戦闘行動半径]]|500nm(Hi-Lo-Hi)/285nm(Lo-Lo-Lo)|
|兵装|[[対レーダーミサイル]]([[AGM-45]]/[[AGM-88]]等)&br;(ICAP-II型以降)&br;AN/ALQ-99電子妨害装置|
|[[エンジン]]|[[P&W>プラット&ホイットニー]] J52-P408A[[ターボジェット]]×2基&br;([[推力]]46kN(10,400lbf))|
|最高速度|[[M>マッハ]]0.82|
|[[巡航速度]]|774km/h|
|[[航続距離]]|3,745km(ドロップタンク装備時)&br;3,900km(ドロップタンク無し)|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|11,500m|
|[[海面上昇率>上昇率]]|66m/s|
|[[翼面荷重]]|570kg/|
|[[推力重量比]]|0.34|
|[[ハードポイント]]|5ヶ所(胴体下中央1ヶ所、主翼下パイロンステーション4ヶ所)に8,200kgまで搭載可能|
|兵装|[[AGM-88]][[対レーダーミサイル]]×最大4発(通常時2発)&br;300 US Galon(1,100L)外部[[ドロップタンク>増槽]]×5基&br;AN/ALE-43(V)1&4 [[チャフ]]ディスペンサーポッド&br;[[AN/AAQ-28(V)「ライトニング」>ライトニング]]照準ポッド(アメリカ海兵隊のみ)&br;AN/ALQ-99「TJS((Tactical Jamming System.))」外部ポッド×5基|
|[[アビオニクス]]|AN/ALQ-218戦術妨害システム受信機&br;AN/USQ-113通信妨害システム|

**バリエーション [#i23f9a10]
-EA-6A(A2F-1Q)(30機):~
[[A-6A>A-6]]をベースに改修した機体。~
[[垂直尾翼]]上端にレドームが追加されている。~
1963年4月に初飛行し、1965年には第2混成偵察飛行隊(VMCJ-2、後のVMAQ-2)から配備が開始。~
1966年からは[[ベトナム戦争]]に投入されている。~
B型の就役後、[[予備役]]としては1990年代まで運用されていた。~
~
-EA-6B(183機):~
EA-6Aのコクピットを大型化して乗員数を増やした型。~
垂直尾翼上端に受信用の大型のアンテナ用フェアリングが設けられているのが特徴。~
~
--標準型(Standard)(23機):~
初期生産型。~
~
--能力拡張型(Excap)(25機):~
電子機器の更新を行った型。~
電子妨害用機材をAN/ALQ-99Aに更新し、対応[[周波数]]帯が倍に拡大、演算速度が向上している。~
後にAN/ALQ-99B、AN/ALQ-99Cに更新した。~
~
--能力向上I型(ICAP-I)(17機):~
--能力向上儀拭ICAP-機法17機):~
電子妨害用機材をAN/ALQ-99Dに更新し、受信アンテナの変更などを行った型。~
~
--能力向上II型(ICAP-II)(72機((うち37機はさらに改良が加えられたブロック86型。))((一部機体はブロック89型改修を受けている。))):~
--能力向上況拭ICAP-供法72機((うち37機はさらに改良が加えられたブロック86型。))((一部機体はブロック89型改修を受けている。))):~
電子妨害用機材をAN/ALQ-99Fに更新し、[[対レーダーミサイル]]の搭載能力を付与した型。~
~
--先進能力型(Adcap)(1機):~
1995年に開発中止となった改良型。~
1980年代後半〜1990年代にかけて検討された改良型。~
[[エンジン]]および[[主翼]]の換装や[[ストレーキ]]の追加のほか、[[垂直尾翼]]の拡大や電子妨害機材の更新および[[GPS>全地球測位装置]]の搭載などが検討されていた。~
1995年に開発中止となった。~
~
--能力向上III型(ICAP-III)(少数機):~
--能力向上祁拭ICAP-掘法幣数機):~
電波源への妨害対応速度の向上、周波数測定および妨害周波数の極限化能力の向上とそれに伴う妨害電波出力の向上、操作計器類の更新を行った型。~
受信機はAN/ALQ-218に更新されている。~
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