【ATR42】(えーてぃーあーるよんじゅうに)

フランスとイタリアの合弁事業「ATR」社が1980年代に開発した、双発・小型のターボプロップ旅客機
型番の「42」は標準座席数(42席)に由来している。

本機はもともと、フランスのアエロスパシアル社とイタリアのアエリタリア社がそれぞれ計画していた40席クラスの輸送機計画に端を発する。
これら二つの案が類似していたことから合同に至り、1980年に開発に着手された。

初号機は1984年に初飛行。翌1985年にフランスの「エールリトラル」社に引き渡され、量産が始まった。
現在も改良が続けられ、世界各国の航空会社で用いられている。

日本では熊本県の地域航空会社「天草エアライン」、日本エアコミューター、オリエンタルエアブリッジ及び北海道エアシステムの各社が採用している。


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