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*&ruby(ぼうえいいかだいがっこう){【防衛医科大学校】}; [#vb2909b3]
[[防衛省]]の機関のひとつで、将来、[[自衛隊]]で「[[防衛医官]]」として勤務する幹部候補生を養成する学校。~
校舎は埼玉県所沢市に所在する。~
[[防衛省]]の機関のひとつで、[[自衛隊]]で「[[防衛医官]]」として勤務する幹部候補生を養成する学校。~
校舎は埼玉県所沢市に所在。~
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入学試験の受験資格は「日本国籍を有する高校卒業程度の18歳以上21歳未満の男女」。~
（これは[[防衛大学校]]や[[航空学生]]と同じ）~
入学した時点で防衛省職員としての身分と学生手当（事実上の給与）を与えられ、学費は一切無料((ただし卒業後に[[自衛隊]]で９年間（以上）勤務する義務を負い、自己都合退職・[[任官拒否]]に際しては最大5000万円までの学費返済義務が生ずる。))。~
在学中は無階級。卒業時に陸海空[[曹長]]、医師免許を取得した時点で２等陸尉／海尉／空尉に任官される。
カリキュラムは６年制。総合臨床医・自衛官としての教育を受ける。~
卒業後は幹部候補生学校(([[陸自>陸上自衛隊]]は福岡県・前川原駐屯地、[[海自>海上自衛隊]]は広島県・江田島基地、[[空自>航空自衛隊]]は奈良県・奈良基地。))で幹部自衛官として一通りの教育を受ける((ただしこれは部外者の「体験入隊」に近しい形式的なもの。))。~
その後、医師法の規定に基づく２年間の実務研修を経て((大学校付属病院、もしくは自衛隊中央病院で行われる。))、防衛医官として各地に配属される。~
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学生は入学と同時に防衛省職員としての身分を与えられ、一般の医科大学と同様の総合臨床医としての教育、及び幹部予定者たる自衛官としての教育訓練（6年間。なお、この間は自衛官としての階級は与えられない）を受け、卒業と同時に陸海空[[曹長]]に任官される。~
任官後は、各自衛隊の幹部候補生学校(([[陸自>陸上自衛隊]]は福岡県・前川原駐屯地、[[海自>海上自衛隊]]は広島県・江田島基地、[[空自>航空自衛隊]]は奈良県・奈良基地にそれぞれ所在。))で幹部自衛官としての一通りの教育を受け((ただしこれは、部外者の「体験入隊」に近しい形式的なものだという。))、医師国家試験に合格すると2等陸海空尉に昇任する。~
その後、大学校付属病院や自衛隊中央病院（東京都世田谷区）で「インターン」として2年間の実務研修（医師法の規定によるもの）を経て、駐屯地・基地・艦船・病院で防衛医官として勤務する。~
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なお、同校の学生は卒業後、最低9年間は自衛隊で勤務する義務を負わされており、それ以前に自己都合で退職した（もしくは卒業時に[[任官を拒否>任官拒否]]した）場合、養成にかかった経費（現在は最高で約5000万円）を国庫に返還しなければならない。~
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防衛医科大学校公式webサイト~
http://www.ndmc.ac.jp/
関連：[[防衛大学校]] [[航空学生]]
**防衛医科大学校高等看護学院 [#m9c81fba]
防衛医科大学校の附属機関。看護師を要請する３年制のカリキュラム。~
入学資格は「日本国籍を持つ18歳〜22歳までの女性」。~
入学時に防衛省の非常勤職員として採用され、看護師免許の取得後は防衛医大付属病院に勤務する。~
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なお、平成23年度防衛予算概算要求で「平成25(2013)年度末限りで閉校する」指針が打ち出されている((自衛隊中央病院の高等看護学院と統合し、防医大本校に創設される4年制の看護学科への発展的解消を図るもの。))。
