【排気タービン】(はいきたーびん)

過給器の一種。ターボ・スーパーチャージャー、単にターボと呼ばれることもある。

レシプロエンジンの排気ガスを羽根車(排気タービン)に当て回転させ、それに直結した羽根車(コンプレッサー)に動力を伝え回転、過給する。
スーパーチャージャーよりも効率がよく、より大きな出力を狙えるが、廃熱処理、冷却、潤滑などが厳しく、回転数は毎分10万回転を超え、また1000度近い排気ガスに晒されるため非常に高い強度を必要とする。また全体的に重量が増える。
また構造上、過給が始まるまでのタイムラグ(ターボラグ)が発生する。

高い技術力を必要とするため、第二次世界大戦ではまともに実用化出来たのはほぼアメリカ軍のみである。

尚、現在世界一のターボエンジン王国は日本である。量産エンジンの排気量1リッターあたりの出力が軽く100馬力を超え、もし現在の技術で 零戦のエンジンを作ったとしたら単純計算で3000馬力を超えてしまうほどである。ちなみにそのエンジンは当時リッター30馬力であった。 レーシングカーの物は実にリッター1000馬力を達成、まさに「怪物」である。


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