【同軸機銃】(どうじくきじゅう)

  1. 戦車などの砲塔に据え付けられ、常に主砲と同じ方位に向けられている機関銃
    歩兵などの脆弱な目標を発見した際、装填弾数に限りのある戦車砲弾を消費せずに攻撃を行うためのもの。
    また、測距や弾道計算を行うための試射(スポッティングライフル)として用いる場合もある。

  2. 航空機の機首にプロペラ機関銃を配置する事。
    そのまま発射すると銃弾が自機のプロペラを破壊してしまうため、同調装置?を用いて発射を制御する。
    発射できないタイミングが存在するため、連射速度が元の8割程度に落ちる。
    反面、重心に近い位置に設置する事により機体挙動に振り回されにくくなり、命中精度・有効射程が向上する。
    戦闘機ジェットエンジンの普及以降は機首にプロペラを置く事もなくなり、過去の概念となった。

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