- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 鎮守府 へ行く。
- 1 (2013-05-14 (火) 21:42:30)
- 2 (2013-05-14 (火) 22:55:02)
- 3 (2013-05-15 (水) 19:43:19)
- 4 (2013-05-17 (金) 22:29:44)
- 5 (2013-11-17 (日) 11:44:35)
- 6 (2014-02-21 (金) 19:33:48)
- 7 (2014-04-23 (水) 00:04:56)
- 8 (2014-06-19 (木) 19:15:16)
- 9 (2016-02-15 (月) 20:38:57)
- 10 (2018-06-23 (土) 08:23:58)
- 11 (2018-10-08 (月) 08:05:07)
- 12 (2020-08-23 (日) 17:12:18)
- 13 (2020-08-25 (火) 17:55:04)
- 14 (2020-10-10 (土) 07:57:28)
- 15 (2022-03-05 (土) 11:49:14)
- 16 (2023-01-09 (月) 09:52:17)
- 17 (2024-01-13 (土) 17:01:06)
【鎮守府】 †
旧帝国海軍に存在した地方機関。
日本列島周辺に設定された「海軍区」と呼ばれる地域・海面の防衛、所属艦艇の統率・補給・出動準備、兵員の徴募・訓練、軍港・航空基地・工廠・病院などといった海軍施設の運営・監督を主な任務としていた。
帝国海軍において、全ての艦艇は鎮守府に属する軍港(詳細は後述)のいずれかを母港とし、その鎮守府に属する兵員が乗り組むことになっていた。
そして特務士官・准士官・下士官及び兵卒は、その本籍地を所轄する鎮守府に籍を置いていた。
この関係について一例を挙げると、東京に本籍のある海軍兵は横須賀鎮守府に属し、横須賀を母港とする艦にのみ乗り組むことになっていたのである。
1875(明治8)年、日本周辺海域を東西に分けてそれぞれ管轄することになり、1876(明治9)年に東海・西海の両鎮守府が設置されることになった*1。
まず「東海鎮守府」が横浜に仮設され、1884(明治17)年横須賀に移転、「横須賀鎮守府」と改称された。
その後、1886(明治19)年4月に公布された「海軍条例」により、日本沿岸・海面を5つの海軍区に分け、各海軍区に軍港・鎮守府が設置されることになった。
1889(明治23)年に広島県・呉に「呉鎮守府」、長崎県・佐世保に「佐世保鎮守府」が置かれ、1901(明治25)年には、京都府・舞鶴に「舞鶴鎮守府」が開庁された。
なお、5番目の海軍区は北海道・室蘭に置かれる予定だったが、第1(横須賀)海軍区に統合されて廃止となっている。
大東亜戦争(太平洋戦争)の終結に伴う軍の解体により、1945(昭和20)年11月に鎮守府は廃止されたが、1952(昭和27)年に発足した「警備隊」、1954(昭和29)年に発足した海上自衛隊では、かつての海軍区・鎮守府に相当するものとして「地方総監部」を設置している。*2
関連:徴兵令 連隊区司令部