【大本営】(だいほんえい)

日本軍における統帥権を持つ天皇直属の軍事機関。
戦時、もしくは戦争突入の危険が高いときに臨時に設置され、陸軍と海軍を総括する最高司令部の役割を担っていた。

基本的に首都である東京に置かれていたが、明治中期の日清戦争の時は広島に設置されていた。

この時は明治天皇も広島に移り、また、臨時の帝国議会も開かれるなど、首都機能の一部が広島へ移転することになった。
なお、この時の大本営に使われた施設は戦争終結後、国の史跡となったが、1945年のアメリカ軍による核攻撃により消滅してしまっている。

関連:松代大本営 大本営発表 安全保障会議


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