【重力ターン】(じゅうりょくたーん)

ロケットの進行方向を惑星の重力を利用して方向転換を行わせる方法。
言葉は難しいが、要は重力による放物線運動である。

日本のミューロケットは重力ターンを利用しており、打ちあげ後(基本的には斜めに打ち上げる)、ロケットが放物線の頂点に達して速度が0となり落下を開始、頭を下げ水平になる状態の時にその水平方向にロケットモーター?を噴射し加速、衛星を軌道に乗せる...という方法である。
驚くことに初期のものは総て無誘導で、ロケットモーター?点火のタイミングを地上から指令するだけであり、何のことはない巨大なロケット花火とも言えた。


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