【死のハイウェイ】(しのはいうぇい)

1991年の湾岸戦争時、クウェートから撤退するイラク軍に対して行われた、多国籍軍による徹底的な空爆で、クウェートとイラクを結ぶ高速道路*1が、破壊された車両*2と散らばる死体により埋め尽くされた事。
その光景を見た、ある記者が「死のハイウェイ」と表現したのが由来である。

なお、この道路は後年のイラク戦争において、開戦初頭の米英連合軍によるイラク領内への侵攻ルートとして使われている。


*1 西側の報道では「ハイウェイ80」と呼ばれた。
*2 共和国防衛隊第1機甲師団「ハンムラビ」に所属する軍用車両、及び民間から徴用された車両約1500台。

トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS