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【在日アメリカ軍】 †
日米安全保障条約?第6条により、日本国内に駐留しているアメリカ軍の総称。
在日アメリカ軍とも言い、条約などでは日本国における合衆国軍とも言う。
在日米軍司令官には第5空軍司令官が兼務しており、空軍中将が就任している。
第7艦隊の母港である横須賀基地?や空軍の横田基地や嘉手納空軍基地、キャンプ座間?やアメリカ本土以外で唯一グリーンベレー?が展開されているトリイステーションなど、ロシア、中国、北朝鮮にも近い関係上、東アジアの要所であり、アジアでの有事の際には最重要拠点としての役割も持っている。
2010年現在、在日米軍の展開兵力は日本を母港とする第7艦隊を含めると総計約5万人。
これは韓国に駐留する在韓米軍とはほぼ倍の勢力になる。*1
日本には数十人の国連軍の駐在武官、各国大使館の駐在武官、領有権を係争中の領土以外在日米軍以外に駐留する外国の軍隊はいない。
配備部隊 †
在日米軍は横田基地に司令部を置き、地上要員約37,000人、洋上要員13,000人を要する。
- 在日アメリカ陸軍
キャンプ座間?に司令部を置き、第1軍団前方司令部、在日米陸軍施設管理本部、第10地域支援軍などを主要部隊として、約2,000人の人員を要する。 - 在日アメリカ海軍
横須賀基地?に司令部を有しており、日本に展開するアメリカ海軍の部隊の管理を管轄している。
地上要員6,000人のほか、第7艦隊の乗組員約13,000人を擁する。ただし、第7艦隊には作戦指揮権はない。 - 在日アメリカ空軍
横田基地に司令部を置き、第5空軍を主要部隊として約13,000人を擁する。 - 在日アメリカ海兵隊
在日アメリカ海兵隊には実戦部隊の第3海兵遠征軍と基地部隊の在日アメリカ海兵隊基地部隊の二系列があり、合計で約16,000人の人員を要する。
在日米海兵隊の各司令部はいずれも沖縄県のキャンプ・バトラー内に置かれている。