【国際民間航空条約】(こくさいみんかんこうくうじょうやく)

Convention on International Civil Aviation.
「シカゴ条約」とも。

民間航空機を対象として、航空機の法的地位を定めると共に、領空主権に対する慣習法を再確認し、もって国際民間航空を能率的かつ秩序あるものとするために定められた国際条約。

第二次世界大戦中の1944年、戦後の国際民間航空のありかたを検討するため、アメリカ合衆国の提案により開催された民間航空に関する国際会議で採択され、1947年4月4日に効力を発生した。
後に、この条約に基づき国際民間航空機関が設立された。

なお、わが国は1953年に本条約を批准し、同時に国際民間航空機関へ加盟している。


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