【永世中立】(えいせいちゅうりつ)

平時に他国に対し自ら軍事行動を起こすことなく、戦時においても当事国どちら側にも属さない中立の立場をとること。-国。

ただし、永世中立を掲げても侵略を受けないという保証は無く、国民皆兵制度や確固たる防衛力を持つ国が多い。

事実、第一次世界大戦時、永世中立を掲げたベルギー・ルクセンブルグはドイツに占領されている。
終戦後ベルサイユ条約により国土を回復したベルギーは永世中立を放棄した。後年第二次世界大戦時には中立を宣言するが、再びドイツに占領されてしまった。 (なお現在ベルギーのブリュッセルにはNATO?及びEU?の本部が存在し、周辺国との連携を強めている。)

現在ではスイス、オーストリア(EU加盟済み)等(スウェーデンは永世中立を破棄)。


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