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*&ruby(らいふりんぐ){【ライフリング】}; [#z654b68e] rifling.~ ~ [[銃身]]内部に刻まれた溝やねじれ。~ 発射される弾丸はその形状に沿ってねじれ、回転しながら飛んでいく。~ ~ これによってジャイロ効果が発生し、弾道がブレにくくなり[[有効射程]]が向上する。~ 一方、[[初活力]]の一部が[[摩擦]]熱と回転運動に変換される事で[[破壊力>デストラクションパワー]]はやや低下する。~ また、[[間接砲撃]]に使用すると速度が低下するため飛距離が伸びず、[[有効射程]]を低下させる事になる。~ [[成形炸薬弾]]、[[装弾筒付翼安定式徹甲弾]]などの特殊な砲弾を利用する用途にも向かない。~ ~ ライフリングされた銃から発射された弾丸には、銃身との[[摩擦]]で生じた傷(線条痕)が残る。~ この傷は同じ[[型式]]でも個々の銃身ごとに差異があり、鑑識によって発射した銃を同定する事ができる。~ [[銃身]]内部に刻まれた溝。~ 弾頭に回転を与えて精度と威力を増す働きがあり、『ピッチがキツい』と表現されるものほど、より多く回転を与えて力強く[[弾丸]]を飛ばすことができる。~ **主な形式 [#t6df0a3c] -エンフィールド型:[[銃身]]に螺旋状の溝を切るタイプ。現在における主流 -メトフォード型:[[銃身]]に波状の凹凸があるタイプ。 -[[ポリゴナル型>ポリゴナルライフル]]:[[銃身]]が円形ではなく、ねじれた多角形になっているタイプ 銃身寿命を延ばすために薄く彫られていたメトフォード型、現在主流となっているエンフィールド型、断面が多角形のポリゴナル型があり、~ ライフリングについて語られる際はエンフィールド型を指すのが普通である。このエンフィールド型では螺旋状と表現されることが多いが、~ 厳密には異なる。銃口から[[ブリーチ]]側まで真っ二つにすれば、何本かの直線が斜め平行に走っているのを見ることができる。