- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- パルスドップラーレーダー へ行く。
【パルスドップラーレーダー】 †
レーダーの一種で、ドップラー効果を用いて物体との相対速度を推定できるもの。
この機能は、主として下方の物体を識別する(ルックダウン)際に必要とされる。
レーダー波の分解能は可視光線の10万分の1以下であり、物体の輪郭を細かく識別する事ができない。
このため、地面や水面を走査した場合、そこに何があるかを見分ける事は事実上不可能である。
ルックダウンに際しては、相対速度が自機の速度とほぼ等しい(静止している)信号を無視する。
これにより、地面・水面・建造物などを除外し、車両や航空機など動く物体だけを検出する事ができる。
ただし、相対速度だけを基準として検出するため、ホバリングやビーム機動を行っている飛翔体を見逃す場合がある。