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*&ruby(とーねーど){【トーネード】}; [#t494ffda]
+North American B-45 Tornado~
[[アメリカ軍]]のジェット[[爆撃機]]、[[B-45]]の愛称。~
Tornado.~
竜巻(原義)。~
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+PANAVIA 200 MRCA Tornado~
[[ワルシャワ条約機構]]軍の脅威に対抗するため、イギリス・西ドイツ・イタリアの三カ国が共同開発した((計画当初はオランダも参加していたが、途中で脱退している))[[多目的戦術機>マルチロールファイター]](MRCA: Multi Role Combat Aircraft)。~
共同で機体開発をするため合弁のパナビア社が、同じく[[エンジン]]開発のためターボユニオン社が設立された。~
原型機の初飛行はP.01(西ドイツ)が1974年8月14日、P.02(イギリス) が1974年10月30日、P.05(イタリア)が1975年12月5日。~
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高度な[[アビオニクス]]を操るため複座型のみの生産となり、長い[[航続距離]]や[[STOL]]性能が要求されたために[[可変後退翼]]や近代多用途機には珍しい[[スラストリバーサー>逆噴射装置]]を装備するという、小型機としては異例の設計となった。~
当初は共通の機体を設計して装備変更により各種任務へ対応する計画だったが、これは実現せず、任務別に大別して三種類の機体が存在する。~
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一時は日本の次期[[支援戦闘機]](FSX)の母機としてイギリスから提案があったが、サッチャー首相(当時)の懸命の売り込みのかいもなく、[[F-15J/DJ>F-15]]が採用されたため、実現しなかった。~
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長らく西欧の防衛を担ってきたが、近年は[[ユーロファイター・タイフーン>タイフーン]]に更新しつつある。~
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-トーネードIDS~
[[阻止攻撃]]型でトーネードの基本型。~
固定武装として[[マウザー]][[BK27]]27mm[[機関砲]]を二門備える。~
敵の地上部隊・前線基地・[[後方支援>兵站]]・[[艦艇]]などに打撃を与えるため開発された。~
[[慣性航法装置]]と[[ドップラーレーダー]]の組み合わせにより、高精度の自律航法が可能である。~
敵の[[レーダー]]網をかいくぐるため[[地形追随飛行]]能力を持つ。~
長距離侵攻のために燃費の優れるRB199[[ターボファン]]が設計され、双発で装備された。~
対空砲火を避けるためきわめて小型の機体設計となり、低空での安定性を重視して翼面荷重や[[垂直尾翼]]面積は大きく設計された。~
しかし[[湾岸戦争]]ではこの戦術が仇となり、複数の機体が無照準対空砲火の犠牲となった。~
[[地形追随飛行]]を中止し、高空からの[[レーザー誘導爆弾]]による攻撃に切り替えた後は高い戦果を挙げた。((この際は低空での運動性に優れる[[バッカニア]]がレーザー照準を担当しており、こちらもやはり被害が発生している))~
英空軍ではGR.1と呼ばれ、偵察型GR.1A、洋上攻撃型GR.1B、能力向上型GR.4/GR.4Aなどの改修型も誕生している。~
ドイツ空海軍では偵察ポッドを搭載した偵察型のトーネード RECCEがある。~
イタリア空軍でも偵察ポッドによる偵察任務の他、近代化改修が進行中である。~
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-トーネードECR~
電子戦闘偵察型で[[ドイツ空軍>ルフトバッフェ]]・イタリア空軍で使用されている機体。~
電子戦闘偵察と謳っているが、実際の主任務は[[敵防空網制圧]]である。~
固定武装を廃し、レーダー攻撃用の[[AGM-88 HARM>AGM-88]]と自衛用の[[AIM-9]]、[[ECM]]ポッドなどを装備する。~
なお、赤外線画像システムは搭載していない。~
イタリア空軍ではIDSから改修されたIT-ECRが就役中であり、この型はECRより高性能の電子装置を搭載している。~
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なお、英空軍ではGR.1がALARM[[対レーダーミサイル]]を使用できるように改修され、[[敵防空網制圧]]任務を行っている。~
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-トーネードADV~
防空・[[要撃]]戦闘機型。~
IDSをベースにイギリスが[[ライトニング]]の後継として独自開発した[[全天候戦闘機]]。~
[[戦闘空中哨戒]]や[[要撃]]などの任務に対応するため、大幅な設計変更がなされた。~
空中戦に対応するため、AI.24「フォックスハンター」[[パルスドップラーレーダー]]の装備、空力特性の改善、[[エンジン]]の強化、[[可変後退翼]]の自動化などをおこなった。~
滞空時間を延長するため、胴体を延長して燃料タンクを増設し、左舷の機関砲を外して空中給油用の引込式[[プローブ]]を装備した。~
固定武装は[[BK27]]が1門のみで、胴体下に[[スカイフラッシュ]]や[[AIM-9]]といった[[空対空ミサイル]]を装備する。~
初期型のF.2、エンジンと電子機器を変更した改良型のF.3、F.2の電子機器をF.3と同等にしたF.2A、[[SEAD>敵防空網制圧]]能力を付与したEF.3がある。~
英空軍の他、サウジアラビア空軍に24機が輸出・運用され、イタリア空軍も1993年から2003年まで24機をリースで使用していた。~
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日本のFSXに提案された型がこのADVで、ADVの長い胴体で燃料容量と兵装搭載スペースを確保した上で、この機のファイアフォックスレーダーにIDSの対地攻撃能力を付与する案であった。~
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**スペックデータ(IDS/GR.4)[#t494ffda]
乗員:2名(操縦士、兵装管制官)~
全長:16.72m~
全高:5.95m~
翼幅:13.91m(主翼最大展開([[後退角]]25度)時))~
翼面積:26.6屐文綢牾25度)~
空虚重量:14,090kg~
戦闘重量:21,500kg~
最大離陸重量:27,986kg~
最大兵装搭載量:8,500kg~
エンジン:ターボ・ユニオン RB199-34R [[ターボファン]][[エンジン]](推力38,7kN/66 kN([[A/B]]使用時))×2~
内部燃料搭載量:6,350kg~
最大速度:[[マッハ]]2.2~
[[航続距離]]:3,895km(フェリー飛行時、2,105海里)/2,780km(1,500海里)~
実用上昇限度:15,240m~
武装
固定武装:[[マウザーBK27 27mm機関砲>BK27]](装弾数125発)2門~
兵装~
胴体下及び翼下の[[ハードポイント]]に下記武装を最大9,000kgまで搭載可能。~
-ミサイル類
--[[空対空ミサイル>対空ミサイル]]:[[AIM-9]]~
--対艦及び対地ミサイル:ワスプ、シーイーグル、AS.34 コルモラン、ストームシャドウ、[[AGM-65]]~
--[[対レーダーミサイル]]:ALARM、[[AGM-88 HARM>AGM-88]]~
~
-爆弾/ポッド/増槽類~
--JP233[[ボムレット・ディスペンサー>ボムレット・ディスペンサー]]、MW-1ボムレット・ディスペンサー~
通常爆弾、[[CPU-123/BペイヴウェイII/GBU-28ペイヴウェイIII>ペイブウェイ]][[レーザー誘導爆弾]]~
自由落下型核爆弾、BL755[[クラスター爆弾]]、ECMポッド、増槽等~
~
**スペックデータ(ADV/F.3)[#t494ffda]
乗員:2名~
全長:18.68m~
全幅:13.91m(主翼最大展開(後退角25度)時)/8.60m(後退角67度)~
全高:5.95m~
翼面積:30屐兵舁禳蚤臈験(後退角25度)時)~
空虚重量:14,500kg~
戦闘重量:21,500kg~
最大離陸重量:27,986kg~
外部兵装搭載量:8,500kg~
最大運用高度:21,335m~
戦闘行動半径:300nm(超音速迎撃)/1,000nm+(亜音速迎撃)~
最高速度:[[マッハ]]2.2~
エンジン:ターボユニオン製 RB-199-34R MK-103(推力40.5 kN/71.2 kN([[リヒート]]使用時)×2基(22号機まで)~
ターボユニオン製 RB-199-34R MK-104(推力40.5kN/73.5kN([[A/B]]使用時))×2基(23号機以降)~
武装~
固定武装:[[マウザーBK-27>BK27]]27mm[[機関砲]](装弾数125発)×1~
翼下及び胴体下に下記兵装を最大8,500kgまで搭載可能。~
-ミサイル類~
--空対空ミサイル:[[AIM-9]]、AIM-132 ASRAAM、[[スカイフラッシュ]]、[[AIM-120 AMRAAM>AIM-120]]~
--対レーダーミサイル:ALRAM~
~
-その他兵装:AR123246/1 スカイシャドウ ECMポッド、BOZ100[[チャフ]]/[[フレア]]・ディスペンサー、増槽~
下記の通り、欧米で[[軍用機]]の名前としていくつか採用されている。~

+[[Hawker Tornado>ホーカー・トーネード]].~
イギリスのホーカー社が開発した試作[[戦闘機]]。
+[[North American>ノースアメリカン]] [[B-45 "Tornado">B-45]]~
アメリカのノースアメリカン社が開発した[[爆撃機]]。~
+[[PANAVIA 200 MRCA Tornado>トーネード(マルチロールファイター)]].~
イギリス・西ドイツ・イタリアが教導で開発した[[多目的戦術機>マルチロールファイター]]。

#ref(tornado.jpg)
Tornado F3~
Photo: Royal Airforce


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