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*&ruby(だむだむだん){【ダムダム弾】}; [#e947e7af]
[[ホローポイント弾]]の一種。着弾の衝撃で、弾頭が体内で割れたり、弾芯の鉛を飛び散らせることにより、普通弾以上に深刻なダメージを与えることを目的として作られた。
[[ホローポイント弾]]の一種。~
19世紀にイギリスが英領インドの暴動鎮圧のため、カルカッタ(現コルカタ)近郊の工業都市・ダムダムの兵器工場で作らせたことから命名された。~
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人体に向けて射撃すると、着弾の衝撃で弾頭が体内で割れたり、弾芯の鉛が飛び散ったりする。~
これによって、普通弾以上に銃創が大きくかつ複雑になる上、有毒な鉛が体内に留まりやすくなるため、死亡率が高くなり、一命を取り留めても治癒が困難となる。~
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こうした威力のため、ダムダム弾は「非人道的兵器」とされており、1907年のハーグ会議([[ハーグ陸戦条約]]第23条)で[[軍隊]]での使用が禁止されている。~
しかし、現在でもこれに拘束されない[[法執行機関>司法警察]]や狩猟では多く用いられている。~
その理由は、銃弾が目標を貫通することによる二次被害を軽減でき、且つ一発で多大なダメージを与えることができる特性があるためという。

19世紀にイギリスが英領インドの暴動鎮圧のため、インド東部のカルカッタ(現コルカタ)近郊の工業都市ダムダムの兵器工場で作らせたためにこの名前がついた。

この弾を人体に使用した場合、前記の様に弾芯がつぶれたり、鉛が飛び散ったりするため、銃創を大きく、かつ複雑にするため、死亡率を高め、回復を遅くする。

この威力のため、ダムダム弾は「非人道的兵器」とされ、1907年のハーグ会議([[ハーグ陸戦条約]]第23条)で戦争での使用が禁止されたが、現在でもこれに拘束されない警察や狩猟ではこの弾の特性上、貫通による二次被害を軽減し且つ一発で多大なダメージを与えることができるため、多く使用されている。


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