【セントエルモの火】(せんとえるものひ)

霧や雨の中を航海する際、マストの先端部などに発生する事がある青白い炎。シューシューという独特の音を伴う。
「火」のように見えるが焦げたり燃えたりする事はほとんどなく、古代から船乗りの間で心霊現象として畏怖されていた。

その正体は湿気やチリなどと船体が接触して生じる静電気のコロナ放電であり、現代では航空機でも発生する事がある。


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