【ゲリラ】(げりら)

guerilla (スペイン語で「小さな戦争」の意)

小規模な部隊による遊撃的な奇襲、およびそれを行う部隊
民兵非合法戦闘員が行うもの」という含意があり、軍隊の正規戦闘員が行う場合は「ゲリラ・コマンド」と呼んで区別する。
パルチザン」とも言うが、こちらはイタリア語が語源。

関連:ゲリラ戦

日本語における使われ方

日本語でゲリラと称する場合、テロリズムの同義語として使われる事が多い。
これは20世紀後半の米ソ冷戦期、「新左翼」を自称していた日本のテロ組織が自身の犯罪計画を「ゲリラ闘争」と称したためである。
この場合、施設の放火や爆破、暗殺など、政治的意図による凶悪犯罪を指して「ゲリラ」と呼ぶ。

例えば、オウム真理教が行った地下鉄サリン事件などは日本における典型的なゲリラである。

日本警察では政治的意図での器物損壊を「ゲリラ」、暗殺を「テロ」、両者の複合を「テロ・ゲリラ」として分類している。

また、これらとは別に、その突発性・不定期性・短時間に大きな結果がもたらされる性質などをあらわす代名詞としても用いられている。
用例には「〜ライブ」「〜豪雨」「フォークソング〜」などがある。


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