【キーロフ】(きーろふ)

ソビエト連邦海軍・ロシア海軍の重装原子力ミサイル巡洋艦(巡洋戦艦)。
1番艦の就役時の艦名から「キーロフ」級と呼ばれる。

技術的に特徴の多い艦で、同時多目標対処可能な艦隊防空システム「フォールト(S-300F(SA-N-6))」やフォールトを収めた8連装のリボルバー型VLSSS-N-19を収めた箱型VLS、西側ではあまり見られない連装砲などを装備している。
また、艦の主要部分には50mm〜100mmの装甲が施されており、舷側をテーパーさせる事でステルス性も持ち合わせている。

現在までに4隻が就役しており(就役後、現在も稼動状態に有る艦は4番艦のみ)、4隻とも搭載される武装が異なっている。

同型艦
1番艦 キーロフ(後にアドミラル・ウシャコフに改名)
2番艦 フルンゼ(後にアドミラル・ラーザリェフに改名)
3番艦 カリーニン(後にアドミラル・ナヒーモフに改名)
4番艦 ユーリー・アンドローポフ(後にピョートル・ヴェリキーに改名)

関連:スラヴァ


トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS