【ガスオペレーション】(がすおぺれーしょん)

ディレイドブローバックの方式の一種で、装薬の燃焼ガスを銃身から取り込み、そのガスの圧力でブリーチを後退させる仕組み。
弾頭が通過するまでは銃身内の取り入れ口へガスが流入しないため、これによってブローバックが遅れる事になる。
主にフルオート射撃を行う銃器で採用されている。例外的にデザートイーグル?などの大口径拳銃にも採用される事がある。

ピストンでブリーチへ力を伝えるガスピストン式*1と、直接ブリーチにガスを吹きつけて後退させるリュングマン式*2の2種類に大別される。
主流はガスピストン式で、リュングマン式は機関部の汚れやガス圧の急激な変化など欠点が多く少数派。


*1 更にピストンとブリーチが一体化したデザインのロングストローク、独立したショートストロークと分類される。
*2 リュングマンライフルで採用されていた為この呼び名がついた。

トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS