【XTS2】(えっくすてぃーえすに)

三菱重工業株式会社で製造されているターボシャフトエンジン。
OH-1に搭載されている。


OH-1に搭載されているTS1エンジンをベースに、圧縮機の2段化や出力タービンの2段化、高圧タービンの冷却性能向上などによる燃焼器出口温度の高温化によってTS1より約45%高い出力を出すことができる。
また、入口異物分離装置や赤外線放射低減装置も採用している。

ライフサイクルコストの低減や整備性を向上させるため、TS1との部品共通化や燃費の向上がおこなわれた。
XTS2では新規部品は15%ほどでTS1との共通部品は35%、スケールアップ部品は50%程となっている。

スペックデータ (TS1-M-10)

寸法*1:990mm×460mm×610mm
出力:約659kW(884shp)
燃料消費率:約0.30kg/kW/hr*2
タービン入口温度:1170℃ 重量:152kg


*1 赤外線放射抑制装置及び入口異物分離装置除く
*2 海面上静止標準大気状態

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