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- 西部方面普通科連隊 へ行く。
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【西部方面普通科連隊】 †
かつて、陸上自衛隊西部方面隊の直轄指揮下にあった普通科(歩兵)連隊。
長崎県佐世保市にある、
「西普連」、または「
外敵勢力による離島への上陸作戦に対抗する策として、2002年に創設された部隊であり、九州から沖縄にかけての東シナ海に多数点在する
本連隊は、定員660人・3個中隊編成で、隊員の半数がレンジャー徽章を持っており、各中隊につき1つのレンジャー小隊を備えていた。*4
西部方面飛行隊からの空輸支援を受け、いち早く島嶼部に展開する能力を持っていた。
主任務としては「隠密裏の潜入」「遊撃による敵陣地構築の妨害」「通信の遮断」「情報収集」及び「逆上陸部隊の誘導」などがあり、アメリカ海兵隊の「武装偵察部隊」に似た性格を持っていたという。
また、同隊は第1空挺団で36歳までに空挺レンジャー課程を履修できなかった空挺隊員の転属先として、本人の希望があれば優先的に配属される部隊でもあった。
2014年度に策定された防衛大綱で、日本における事実上の海兵隊となる「水陸機動団」の発足が決まり、2018年3月末に、本連隊は「第1水陸機動連隊」へと名を変え、水陸機動団隷下の一部隊となる形で発展的解消を遂げた。
主な装備(最終状態) †
- 73式小型トラック
- 73式中型トラック
- 73式大型トラック
- 高機動車
- 9mm機関けん銃
- 89式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 対人狙撃銃(M24 SWS)
- 84mm無反動砲
- L16 81mm迫撃砲
- 120mm迫撃砲 RT
- 空挺用背嚢(1週間程度支援なしで生活できる糧食一式を携帯)
- 登攀用具一式
- CRRC(戦闘強襲偵察用舟艇):ラバー製ボート
- 水泳斥候(スカウトスィマー)用装備一式
- 隠密行動用戦闘装着セット
- 個人用暗視装置 JGVS-V8
- 防弾チョッキ2型(戦闘防弾チョッキも合わせて運用)
*1 ただし、兵力規模は旅団・方面混成団隷下の普通科連隊と同程度で、列国の陸軍の基準では「増強独立歩兵大隊」程度である。
*2 部隊名の英語表記である「Western Army infantry Regiment」の各単語の頭文字から取っている。
*3 五島列島の郷土玩具、「バラモン凧」からこの愛称が付けられたという。因みに「バラモン」は五島方言で「元気な、威勢が良い」を意味する「ばらか」に由来している。
*4 特に、レンジャー小隊に所属する隊員に対しては、本来なら特殊作戦群に所属する隊員に向けた給与制度である、「特殊作戦隊員手当」が適用されていたという。