Last-modified: 2015-02-07 (土) 19:51:49 (777d)

【S-37】(えすさんなな)

S-37(Su-47)Berkut(ベールクト)(露【БΕРКУТ】(ビェールクト)

スホーイ設計局が中国からのSu-27のライセンス料を元に自社開発した前進翼概念実証機
同じ前進翼実験機X-29に影響され、開発されたものと思われる。
愛称はロシア語の"Ber-koot"(金色の鷲)から由来。
ちなみに、カタカナ表記でベルクートとされることが多々あるがこれは誤りで、発音するとベールクトに近い音になる。
NATOコードでは「ファーキン*1」と呼ばれる。

MFI計画?で提案されたS-32?のデモンストレーター機として開発が始まり、1997年9月に初飛行した。
なお、2000年に正式名称はSu-47に改名された。

機銃、兵装を収納するウェポンベイを持つが、空対空ミサイル等の運用能力までは持っていない。
機体のサイズは、戦闘機としては最も大型の部類に入るSu-27よりさらに一回り大きい。

当初はウェポンベイや機体デザインなどの特徴からステルス戦闘機ではないかとされたが、その後の分析などから先に挙げた特徴とステルス性は無関係であるとされている。
エアショーなどでは幾度も登場しているが、これは実験・デモンストレーション機のようで、実戦配備される予定はなさそうである。

また名称がSu-37に近似しているが、全く別物の機体である。

余談として、S-37登場時にテレビアニメ「マクロス7」に登場する可変戦闘機「VF-19 エクスカリバー」と外見が似ているとして*2ファンの間で話題となった。

関連:X-29 S-32?

スペックデータ

乗員パイロット1名
全長22.60m
全高6.40m
全幅16.70m
主翼面積56.0
重量
(空虚/運用)
24,000kg/25,670kg
最大離陸重量34,000kg
エンジンソロヴィヨーフ D-30F6 ターボファン推力15,600kgf(A/B使用時))×2基
AL-37FU?×2基に換装予定)
最高速度2,500km/h
航続距離3,300km
実用上昇限度18,000m
上昇率233m/s
武装GSh-301 30mm機関砲×1門
兵装
AAMR-77M
R-74M
KS-172
AGMKh-29T
爆弾類KAB-500


http://www.testpilot.ru/russia/sukhoi/s/37/images/s37-1.jpg
http://www.robotechresearch.com/rpg/vehicles/ebsis/sukhoi_s_37/sukhoi_s_37.html


*1 Firkin:ジャムなどを入れる小瓶
*2 同じ双発前進翼機であることを始め、デザイン上の共通点がモチーフとなったX-29より多く存在する事から。

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