Last-modified: 2013-03-10 (日) 06:55:52 (1737d)

【ボムレット・ディスペンサー】(ぼむれっとでぃすぺんさー)

bomblet dispenser.
攻撃機マルチロールファイターに搭載し、大量の小爆弾(ボムレット)を散布するための装置。
パイロンに吊り下げる小型のものから、機体とほぼ同じ長さのものまでサイズは様々。
大型のものほど爆弾搭載量が多い反面、ペイロードを圧迫して作戦に制約を受けやすくなる。
トーネードIDS用に開発されたルフトバッフェ向けのMW-1、RAF向けのJP233などが有名。

形状はクラスター爆弾に似ているが、ディスペンサー自体は投下されない。
また、飛行しながら徐々に爆弾を投下していくため、半数必中界が広い。
この特性のため広範囲を効率よく爆撃可能だが、面積辺りの投射弾量は低い。
敵基地の滑走路など、比較的脆くて巨大な目標を破壊する阻止攻撃が主な任務となる。
少量の爆薬で効率的に被害を与えるため、弾頭には成形炸薬弾を採用する事が多い。

また、低空からベルト状に爆撃するため、飛行ルートを容易に予想されてしまうリスクがある。
この弱点は湾岸戦争で露呈し、イラク軍の高射砲によって多数のトーネードが撃墜された。

近年では、迎撃を避けるため滑空機のように母機から離れて飛ぶ滑空式ディスペンサー*1も登場している。


*1 AGM-154 JSOWやTaurus KEPD 150/350など。

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