*&ruby(おおむらひこうじょう){【大村飛行場】}; [#g765d74d]

|>|CENTER:''概要''|
|種別|軍民共用|
|[[滑走路]]|1,200×30(18/36)|
|[[ILS>計器着陸装置]]|n/a|
|3レターコード|OMJ|
|4レターコード|RJDU|
|設置・管理者|[[防衛省]]([[海上自衛隊]])|
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長崎県大村市に所在する軍民共用[[飛行場]]。~
かつては「大村空港」「[[長崎空港]]A滑走路地区」と呼ばれていた。~
かつては「大村[[空港]]」「[[長崎空港]]A滑走路地区」と呼ばれていた。~
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本飛行場の歴史は、大正時代に[[大日本帝国海軍>日本軍]]により開設された「大村海軍航空隊」の飛行場に始まる。~
[[第二次世界大戦]]開戦前は、[[日中戦争]]における海軍航空隊の重要な出撃基地とされ、本飛行場から[[九六式陸上攻撃機]]・[[九六式艦上戦闘機]]が中国大陸に直接向かい、[[空爆]]を行っていた。~
開戦後には[[航空機]]の製造・補修工場や武器弾薬の補給拠点も増設され、重要な[[兵站]]基地として機能した他、終戦直前には[[特別攻撃隊>特別攻撃]]の出撃基地ともなっていた。~
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終戦後、発足した[[海上自衛隊]]が航空部隊をこの地に設置。~
同時期に民間にも開放され、「大村空港」となった。~
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1975年に対岸の箕島を利用して海上滑走路が竣工してからは「[[長崎空港]]」となり、本飛行場はその「A滑走路地区」、箕島側の滑走路は「B滑走路地区」と呼ばれていた((民間機のターミナルビルはこの時に箕島側(B滑走路地区)に移転している。))。~
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その後、2011年に「[[長崎空港]]A滑走路地区」として用いられていたエリアが国土交通省から[[防衛省]]に移管され「大村飛行場」として独立した[[飛行場]]となった。~
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現在は[[海上自衛隊]]が航空基地「大村航空基地(JMSDF Omura Air Base)」を置いており、[[護衛艦]][[搭載ヘリコプター>艦載機]]の基地として用いられている他、民間の[[軽飛行機]]や長崎県警察・長崎県防災航空隊の[[ヘリコプター]]も離着陸している。~
また、本飛行場と[[長崎空港]]の間の大村湾水面に、[[US-1]]/[[US-2]][[飛行艇]]の[[離>離陸]][[着水>着陸]]用水面(シードローム)が設定されている。~

**所在の官公庁航空組織 [#ta3d742d]
-[[海上自衛隊]]大村航空基地(JMSDF Omura Air Base)
--[[第22航空群>航空団]][[第22航空隊>スコードロン]]
---第221飛行隊・第222飛行隊・第223飛行隊([[SH-60J/SH-60K>SH-60]]を配備。佐世保を母港とする第2護衛隊群と第13護衛隊、呉を母港とする第4護衛隊群と第12護衛隊の[[護衛艦]][[艦載ヘリコプター>艦載機]]部隊)
-長崎県警察本部地域部初動警察支援隊
--長崎県警察航空隊([[ベル429>ベル206]](愛称「さいかい(2代)((初代「さいかい」は[[ベル206L-3>ベル206]]。))」)を配備)
-長崎県庁危機管理監危機管理課
--長崎県防災航空隊([[AS365N3>ドーファン2]](愛称「ながさき」)を配備((平成24年3月31日までは、[[BK117C-1>BK117]]「ながさき」を配備。))。運航は[[オリエンタルエアブリッジ]]に委託)~
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IP:221.244.37.138 TIME:"2024-03-20 (水) 15:59:56" REFERER:"https://mmsdf.sakura.ne.jp/public/glossary/pukiwiki.php?cmd=edit&page=%C2%E7%C2%BC%C8%F4%B9%D4%BE%EC" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/121.0.0.0 Safari/537.36"

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