*&ruby(すぷーとにくいちごう){【スプートニク1号】}; [#daaa2ae9]
Спутник-1.~
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1957年10月4日、旧ソ連が打ち上げた世界最初の[[人工衛星]]。~
「スプートニク」はロシア語で衛星を意味する。~
コンスタンチン・ツィオルコフスキーの生誕100年と国際地球観測年に合わせて打ち上げられた。~
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本衛星の成功は、科学技術的に大きな成果となっただけでなく、アメリカで「スプートニク・ショック」を引き起こし、米ソの宇宙開発競争の始まりとなったなど、[[冷戦]]期の政治状況にも影響を与えた。~
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外形は、直径58cmの[[アルミニウム]]の球体で、それに4本のアンテナが一方向についているものであった。~
20MHzと40MHzの2つの発信機(出力1w)を備え、衛星の温度情報を0.3秒ごとに発信していた。~
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[[電池]]の寿命は3週間であったが、22日後に電池が切れたのちも軌道周回を続け、世界最初の[[スペースデブリ]]となった。~
近地点の[[高度]]があまり高くなかったことから軌道が下がるのが早く、打ち上げから92日後の1958年1月4日に大気圏に突入し、消滅した。~
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近地点の[[高度]]があまり高くなかったことから軌道が下がるのが早く、打ち上げから92日後の1958年1月4日に大気圏に突入し、[[熱の壁]]により消滅した。~

**性能諸元 [#hfb86d7b]
|主製造社|コロリョフ設計局(OKB-1(第1設計局))&br;(現:S.P.コロリョフ・ロケット・宇宙会社「エネルギヤ」)|
|目的|電離層の観測、[[電波>電磁波]]の伝播実験|
|打ち上げ機|[[R-7ロケット>R-7]]|
|打ち上げ場所|バイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)|
|[[国際衛星識別符号]]|1957-001B|
|>|CENTER:物理的特徴|
|本体寸法|直径58cm、[[アルミニウム]]製の球状|
|質量|83.6kg|
|>|CENTER:軌道要素|
|周回対象|地球|
|軌道|楕円軌道|
|近点高度&br;(hp)|215km|
|遠点高度&br;(ha)|939km|
|[[離心率]]&br;(e)|.05201|
|軌道傾斜角&br;(i)|65.1°|
|軌道周期&br;(P)|96.2分|
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