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- T-4 へ行く。
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【T-4】 †
- Sukhoi T-4(Сухой Т-4)
ソ連(現ロシア)のスホーイが開発していた超音速爆撃機。
アメリカのXB-70と比べ、大型のクロースカップルドデルタであることは共通しているが、主翼はダブルデルタになっており、翼端を折り曲げるような機構はない。
しかし他の大型超音速機と同様に航続距離が極端に劣り、実用化されることはなかった。
後年、主翼を可変後退翼に改めたT-4Mや、さらに胴体をリフティングボディ?に改めたT-4MSも構想されたが、空力特性や生産能力等に問題があり、結局Tu-160が開発されることとなった。
参考リンク:http://www.sukhoi.org/eng/planes/museum/t4/
- 川崎重工など国内航空産業メーカー5社が製作した純国産の中等練習機。
それまで航空自衛隊で使われてきた「富士T-1"初鷹"」と「ロッキード/川崎T-33"若鷹"」の代替機として、1989年から配備が開始された。
機体の性能は優秀だが、練習機に特化していて武装パックを装着できず、T-1やT-33、T-2のように、有事の際に作戦機として転用することは不可能となっている。 *1*2
その愛らしいフォルムから「ドルフィン」と呼ばれ、特に芦屋基地(福岡県)の第13教育飛行隊が装備する機体は、学生用の赤塗装に加え、カラーリングのパターンがブルーインパルスに酷似していることから「レッドインパルス」または「レッドドルフィン」とも呼ばれる。
関連:ブルーインパルス
*1 T-33は米国製のF-80「シューティングスター」戦闘爆撃機を母体としたもので、一方のT-1には簡易軽戦闘機として使える機能が実装されていた。
*2 T-2は設計段階から支援戦闘機への転用を考慮した実装がされており、一部の機体には火器管制装置や20mm機関砲が搭載されていた。