【An-12】 †
Antonov An-12"Cub".
ソ連(現在のウクライナ)のアントノフ設計局が1950年代に開発した四発ターボプロップ輸送機。
NATOコードでは「
本機は、同じアントノフ設計局の開発したAn-10旅客機の貨物機型として開発された。
An-10シリーズの欠点だった安定性の改善のため、垂直尾翼を大型のものに変更している。
また、機体サイズ・レイアウトや飛行性能はアメリカのロッキードC-130とよく似ている。
1957年に原型機が初飛行、1959年にはソ連空軍に実戦配備された。
1972年までに1,243機が生産され、、東側諸国だけではなく、一部の西側諸国でも運用された。
また、対潜哨戒機型などの派生型も生産されたほか、生産機数のうち900機近くが民間向けとして生産された。