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*&ruby(せんげきなな){【殲撃7】}; [#z8ee7fb1]
中国国産の[[超音速]][[戦闘機]]。~
中国語では殲-7（殲撃7）を「ジエン・チー」と呼ぶ。また、「J-7」や「F-7」とも言う。~
Chengdu Jian-7（J-7/F-7）~
~
中国国産の[[超音速]][[戦闘機]]。輸出型は「J-7」や「F-7」と呼ばれる。~
中国語では殲-7（殲撃7）を「ジエン・チー」と呼ぶ。~
[[NATOコード]]では「フィッシュカン（Fishcan：「魚の缶詰」）」と呼称される。~
~
本機は旧ソ連（ロシア）の[[MiG-21]]を[[コピー>チャイニーズコピー]]したもので、オリジナル[[MiG-21]]の基本性能の良さと、中国初の[[マッハ]]2級超音速[[戦闘機]]と言うこともあり、中国独自の発展型が数多く作られた。~
~
基本的な性能は[[MiG-21]]と大して変わりがないが、初期型の殲撃7I型は、30I型30mm[[機関砲]]を2門装備し、国産の成都 渦噴13（WP-13・A/B64.7kN）を搭載した事によりエンジン推力は5%向上している。これらが[[MiG-21]]との違いである。~
本機は2500機以上が生産され、中国空軍・海軍で使用されている他、後述の通りアジア・アフリカ各国へも輸出されている。~
基本的な性能は[[MiG-21]]と大して変わりがないが、初期型の殲撃7�儀燭蓮�30I型30mm[[機関砲]]を2門装備し、国産の成都 渦噴13（WP-13・A/B64.7kN）を搭載した事によりエンジン推力は5%向上している。~
これらが[[MiG-21]]との違いである。~
~
本機は2,500機以上が生産され、中国空軍・海軍で使用されている他、後述の通りアジア・アフリカ各国へも輸出されている。~
輸出型には、使用国ユーザーの要望で搭載機器の一部（計器類、[[射出装置>射出座席]]、通信機材等）が西側の製品に転換されているものもある。~
~
また、[[湾岸戦争]]や[[イラン・イラク戦争]]などの実戦にも使われた。（結果は[[MiG-21]]と一緒で惨敗であった。）~
また、[[湾岸戦争]]や[[イラン・イラク戦争]]などの実戦にも使われた（結果は[[MiG-21]]と同様、惨敗であった）。~
~
本機は、今後も海外への売り込みを続けると思われるが、次世代の[[戦闘機]]に比べると能力がかなり落ちている。~
本機は今後も海外への売り込みを続けると思われるが、次世代の[[戦闘機]]に比べると能力がかなり劣っている。~
しかし、価格的に新鋭機を買う余裕が無い国にとっては、お手ごろの値段となっている。~
~
**開発の経緯 [#id618791]
本機は前述の通り、MiG-21をベースとして開発されたが、その経緯は複雑であった。~
~
当初、本機は[[ライセンス生産]]機として開発がはじまった。~
1961年、その第一段階として、生産技術を習得するためにMiG-21の[[ノックダウン生産]]契約がソ連との間で締結された。~
しかし、計画が起動した初期に中ソ関係が悪化し、ロシア人技術者が全員帰国してしまう。~
中国技術陣は、不完全な形で残された技術資料から[[リバースエンジニアリング]]を行い、原型機の生産にまでこぎつけた。~
~
そして1966年に原型機が初飛行したが、その直後に文化大革命が勃発。~
そして1966年に原型機が[[初飛行]]したが、その直後に文化大革命が勃発。~
この政変で、エリートや知識人層に対する大規模な追放が行われ、その結果、航空産業を含めた中国の工業技術は長期間の停滞を余儀なくされた。~
~
こうしたさまざまな事件に巻き込まれたことにより、量産第1ロットの生産開始は1968年、中国空軍で最初の実戦部隊が編成完結したのは1972年と大幅に遅延してしまった。~
>因みに南昌飛機製造公司が開発した[[J-12>殲撃12]]は、当機の就役の遅れを補う目的で開発されたが低性能だったため、結局物にならなかった。
#ref(J-7E.jpg)
Photo:Chinese Defence Today
関連:[[MiG-21]]
関連：[[MiG-21]]
**主な採用国 [#dc9decf4]
中国、北朝鮮、ミャンマー、バングラデシュ、スリランカ、パキスタン、タンザニア、スーダン、ジンバブエ、イラク、エジプト、イエメン、イラン、アルバニア、ナイジェリア
~
**性能諸元[#v502c778]
|CENTER:タイプ|CENTER:''殲撃7&br;（J-7）''|CENTER:''殲撃7I&br;（J-7I）''|CENTER:''殲撃7II&br;（J-7II）''|CENTER:''殲撃7E&br;（J-7E）''|
|CENTER:乗員|>|>|>|CENTER:[[パイロット>エビエーター]]1名|
|CENTER:全長|>|CENTER:14.945m|CENTER:14.89m|CENTER:13.95m|
|CENTER:全高|>|CENTER:4.103m|>|CENTER:4.11m|
|CENTER:翼幅|>|>|CENTER:7.154m|CENTER:8.32m|
|CENTER:翼面積|>|>|CENTER:23��|CENTER:24.88��|
|CENTER:空虚重量|CENTER:-|CENTER:5,068kg|CENTER:5,375kg|CENTER:5,292kg|
|CENTER:離陸重量&br;（通常/最大）|CENTER:-|CENTER:-/7,850kg|CENTER:7,531kg/-|CENTER:7,540kg/9,100kg|
|兵装搭載量|>|>|CENTER:1,000kg|CENTER:1,400kg|
|機内燃料搭載量|>|>|>|CENTER:2,385L|
|機外燃料搭載量&br;（[[増槽]]搭載時）|>|>|CENTER:1,800L|CENTER:1,780L|
|~|>|>|CENTER:（800L×1基 + 500L×2基&br;または&br;500L×3基）|CENTER:（800L×1基+480L×2基&br;または&br;500L×3基）|
|CENTER:[[エンジン]]|>|>|>|CENTER:[[ターボジェット]]×1基|
|~|CENTER:成都 渦噴7B&br;（WP-7B）|CENTER:成都 渦噴7&br;（WP-7）|CENTER:成都 渦噴7B&br;（WP-7B）|CENTER:成都 渦噴13F&br;（WP-13F）|
|CENTER:出力&br;（通常/[[A/B>アフターバーナー]]）|CENTER:43.15kN/59.83kN|CENTER:38.90kN/49.20kN|CENTER:43.15kN/59.83kN|CENTER:4,400kg/6,500kg|
|CENTER:最高速度|CENTER:[[マッハ]]2.04|CENTER:1,200km/h|>|CENTER:マッハ2.04|
|CENTER:最高速度&br;（地表高度）|CENTER:1,200km/h|>|CENTER:-|CENTER:1,200m/h|
|CENTER:[[航続距離]]&br;（最大/実用）|>|CENTER:-/1,740km|CENTER:2,230km/1,740km|CENTER:2,200km/1,250km|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|>|CENTER:18,800m|CENTER:18,200m|CENTER:17,500m|
|CENTER:最大上昇力|>|CENTER:9,000m/min|10,800m/min|11,700m/min|
|CENTER:最大[[G]]|>|CENTER:7G|>|CENTER:8G|
|CENTER:固定武装|CENTER:30I型30mm[[機関砲]]×1門&br;（装弾数60発）|>|>|CENTER:30I型30mm[[機関砲]]×2門&br;（装弾数60発）|
|[[ハードポイント]]|>|>|>|CENTER:2箇所|
|CENTER:[[AAM>空対空ミサイル]]|>|>|CENTER:[[霹靂2/2A>霹靂2]]、[[霹靂5B>霹靂5]]、[[霹靂7]]×2発|CENTER:[[霹靂2/2A>霹靂2]]、[[霹靂5]]、[[霹靂7]]、[[霹靂9]]&br;×2発&br;[[R-550]]または[[AIM-9P>AIM-9]]×4発|
|CENTER:[[爆弾]]|>|>|CENTER:500kg（250-/100-/50）|CENTER:500kg×2発&br;または&br;250kg×4発&br;または&br;100kg×10発|
|CENTER:[[ロケット弾]]|>|>|CENTER:55mmロケット弾×18発&br;または&br;90mmロケット弾×7発|CENTER:ロケット弾ポッド×2〜4基&br;HF-7C（57mm×18発）&br;90I式（90mm×7発）|
**殲撃7の主な種類 [#hf9236fe]
-殲撃7（J-7）：~
[[MiG-21F-13>MiG-21]]に準じた初期型。12機製作。~
|CENTER:タイプ|CENTER:''殲撃7&br;（J-7）''|CENTER:''殲撃7��&br;（J-7�機�''|CENTER:''殲撃7��&br;（J-7�供�''|
|CENTER:乗員|>|>|CENTER:[[パイロット>エビエーター]]1名|
|CENTER:全長|>|CENTER:14.945m|CENTER:14.89m|
|CENTER:全高|>|CENTER:4.103m|CENTER:4.11m|
|CENTER:翼幅|>|>|CENTER:7.154m|
|CENTER:翼面積|>|>|CENTER:23��|
|CENTER:空虚重量|CENTER:-|CENTER:5,068kg|CENTER:5,375kg|
|CENTER:離陸重量&br;（通常/最大）|CENTER:-|CENTER:-/7,850kg|CENTER:7,531kg/-|
|兵装搭載量|>|>|CENTER:1,000kg|
|機内燃料搭載量|>|>|CENTER:2,385L|
|機外燃料搭載量&br;（[[増槽]]搭載時）|>|>|CENTER:1,800L|
|~|>|>|CENTER:（800L×1基 + 500L×2基&br;または&br;500L×3基）|
|CENTER:[[エンジン]]|>|>|CENTER:[[ターボジェット]]×1基|
|~|CENTER:成都 渦噴7B&br;（WP-7B）|CENTER:成都 渦噴7&br;（WP-7）|CENTER:成都 渦噴7B&br;（WP-7B）|
|CENTER:出力&br;（通常/[[A/B>アフターバーナー]]）|CENTER:43.15kN/59.83kN|CENTER:38.90kN/49.20kN|CENTER:43.15kN/59.83kN|
|CENTER:最高速度|CENTER:[[マッハ]]2.04|CENTER:1,200km/h|CENTER:マッハ2.04|
|CENTER:最高速度&br;（地表高度）|CENTER:1,200km/h|>|CENTER:-|
|CENTER:[[航続距離]]&br;（最大/実用）|>|CENTER:-/1,740km|CENTER:2,230km/1,740km|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|>|CENTER:18,800m|CENTER:18,200m|
|CENTER:最大上昇力|>|CENTER:9,000m/min|10,800m/min|
|CENTER:最大[[G]]|>|CENTER:7G|CENTER:8G|
|CENTER:固定武装|CENTER:30I型30mm[[機関砲]]×1門&br;（装弾数60発）|>|CENTER:30I型30mm[[機関砲]]×2門&br;（装弾数60発）|
|[[ハードポイント]]|>|>|CENTER:2箇所|
|CENTER:[[AAM>空対空ミサイル]]|>|>|CENTER:[[霹靂2/2A>霹靂2]]、[[霹靂5B>霹靂5]]、[[霹靂7]]×2発|
|CENTER:[[爆弾]]|>|>|CENTER:500kg（250-/100-/50）|
|CENTER:[[ロケット弾]]|>|>|CENTER:55mmロケット弾×18発&br;または&br;90mmロケット弾×7発|
~
-殲撃7I（J-7I）：~
成都による初期生産型で、1門だった30I型30mm機関砲を2門にした[[昼間戦闘機]]型。~
少数生産。~
|CENTER:タイプ|CENTER:''殲撃7E&br;（J-7E）''|CENTER:''殲撃7MG&br;（J-7MG）''|
|CENTER:乗員|>|CENTER:[[パイロット>エビエーター]]1名|
|CENTER:全長|CENTER:13.95m|CENTER:14.884m|
|CENTER:全高|>|CENTER:4.11m|
|CENTER:翼幅|>|CENTER:8.32m|
|CENTER:翼面積|>|CENTER:24.88��|
|CENTER:空虚重量|>|CENTER:5,292kg|
|CENTER:離陸重量&br;（通常/最大）|CENTER:7,540kg/9,100kg|-/9,100kg|
|兵装搭載量|CENTER:1,400kg|CENTER:-|
|機内燃料搭載量|>|CENTER:2,385L|
|機外燃料搭載量&br;（[[増槽]]搭載時）|CENTER:1,780L&br;（800L×1基+480L×2基&br;または&br;500L×3基）|CENTER:-|
|CENTER:[[エンジン]]|>|CENTER:成都 渦噴13F（WP-13F）[[アフターバーナー]]付き[[ターボジェット]]×1基|
|CENTER:出力&br;（通常/[[A/B>アフターバーナー]]）|CENTER:4,400kg/6,500kg|CENTER:44.1kN/64.7kN|
|CENTER:最高速度|CENTER:マッハ2.04|CENTER:マッハ2|
|CENTER:最高速度&br;（地表高度）|CENTER:1,200m/h|CENTER:2,200km/h|
|CENTER:[[航続距離]]|CENTER:2,200km（最大）/1,250km（実用）|850km（[[戦闘時>戦闘行動半径]]）/2,200km（[[フェリー>回航]]時）|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|>|CENTER:17,500m|
|CENTER:最大上昇力|CENTER:11,700m/min|CENTER:195m/s（38,400ft/min）|
|CENTER:最大[[G]]|CENTER:8G|CENTER:-|
|CENTER:固定武装|>|CENTER:30I型30mm[[機関砲]]×2門（装弾数60発）|
|[[ハードポイント]]|CENTER:2箇所|CENTER:5箇所&br;（主翼下×4、機体中心線下×1）|
|CENTER:[[AAM>空対空ミサイル]]|>|CENTER:[[霹靂2/2A>霹靂2]]、[[霹靂5]]、[[霹靂7]]、[[霹靂9]]×2発&br;[[R-550]]または[[AIM-9P>AIM-9]]×4発|
|CENTER:[[爆弾]]|CENTER:500kg×2発&br;または&br;250kg×4発&br;または&br;100kg×10発|CENTER:50kgまたは500kg|
|CENTER:[[ロケット弾]]|>|CENTER:ロケット弾ポッド×2〜4基&br;HF-7C（57mm×18発）&br;90I式（90mm×7発）|
~
-F-7A：~
J-7I型の輸出型。~
エンジンを渦噴7から渦噴7Bに換装している。~
アルバニアとタンザニアに輸出された。~
**殲撃7の主な種類（カッコ内は生産数） [#hf9236fe]
***1962/62型 [#pf44a3c7]
--1962型（12機）：~
ソ連から譲渡されたMiG-21F-13。第11航空学校において教材として用いられた。~
譲渡された機体はAPU-28ミサイル発射レール（MLR）を装備した初期生産型であった。~
~
-殲撃7II（J-7II）：~
J-7I型の改良型。~
[[キャノピー]]を再設計し[[射出座席]]を装備したほか、エンジンを渦噴7Bに換装、機内燃料タンクを増設などが行われている。~
人民解放軍空軍の主力となった他、同海軍にも配備されている。~
--62型（15機）：~
ソ連から供給された[[ノックダウン生産]]用キットを元に中国が組み立てたもの。~
全機が以前のAPU-28 MLRに代わってAPU-13 MLRを装備した後期生産型である。~
~
-F-7B：~
J-7II型の輸出型。~
[[AIM-9]]や仏製[[R-550]][[AAM>空対空ミサイル]]を運用できる。~
エジプト、イラク、スーダンに輸出された。~
***J-7シリーズ [#n72f27ff]
--殲撃7（J-7）（12機）：~
[[MiG-21F-13>MiG-21]]に準じた初期型。~
測距レーダーとしてソ連製SDR-5の[[チャイニーズコピー]]である「CL」を装備した。~
しかし、探知距離はオリジナルのSDR-5（7km）と比べて3kmと大幅に短かった。~
ソ連製のMiG-21との差異は[[エンジン]]ノズル外側にあるフックのフェアリング位置のみ。~
~
-殲撃7IIA（J-7IIA）：~
J-7II型の改修型。~
[[FCS>火器管制装置]]等の[[アビオニクス]]は西側製の物を搭載し[[ピトー管]]が機種下面から同上面に移設された。~
--J-7（アルバニア）（12機）：~
軍事援助としてアルバニアに無償譲渡された機体。~
APU-28 MLRに代わってAPU-13 MLRを装備している。~
~
-F-7M：~
J-7IIA型の改良輸出型。~
バングラデシュ（F-7MB）、イラン（F-7N）、ミャンマー、ジンバブエに輸出された。~
--J-7 ASST（Automatic Stabilizing System Testbed）（1機）：~
高高度での安定性を改善するために自動安定化システムの試験機として改造された型。~
1970〜1971年にかけて試験が行われたが、当時の中国航空宇宙産業にとって野心的すぎたため、計画中止となった。~
~
-F-7IIN：~
F-7M型の改良型。JL-7Aレーダーを搭載している。~
ジンバブエに輸出された。~
--J-7 [[ドローン>無人機]]：~
退役したJ-7を改造した[[無人>無人機]][[標的機]]型。~
一部は[[殲撃10]]の兵装試験に使用された。~
***J-7�汽轡蝓璽� [#h0d7d68e]
--殲撃7�機�J-7�機法�147機（改良型含む））：~
成都による初期生産型。~
30�儀�30mm機関砲を2門に増設した[[昼間戦闘機]]型で、CL-2測距レーダー（探知範囲5km）を搭載。~
後期生産型は[[ドラッグシュート]]が[[ラダー>方向舵]]下のフィンの付け根に移動しており、以降の機体の標準となった。~
~
-F-7B：~
輸出型。~
--J-7A（北朝鮮）（40機）：~
軍事援助の一環として北朝鮮に譲渡された機体。~
いずれも後期生産型。~
~
--J-7A：~
J-7�気硫�良型。~
[[主翼]][[パイロン]]が新しくなり、480L[[ドロップタンク>増槽]]を搭載可能。~
~
--J-7��G：~
J-7Aをさらに改良した型。~
[[キャノピー]]の蝶番を後方に変更し、HTY-2[[射出座席]]を装備した。~
J-7�兇離戞璽垢砲覆辰拭�~
~
--F-7A：~
J-7�儀燭離┘献廛噺�け輸出型。渦噴7乙（WP-7�供縫┘鵐献鵑鯏觝棔�~
また、電子機器の更新も行われており、CL-2測距レーダーは222型レーダーに、YD-3[[IFF>敵味方識別装置]]は602型IFFに換装された。~
XU-1低燃料警告システムと航甲（Hang-Jia）11-10型[[ガンカメラ]]は削除された。~
1981年〜1982年にかけてエジプト空軍に20機が納入されたが、後にイラクに転売されている。~
~
--J-7��reusable drone：~
[[空対空ミサイル]]開発支援のために、再使用可能な[[航続距離]]計測用[[ドローン>無人機]]に改造された型。~
遠隔操縦装置、自動飛行制御システム、測距計測システムを搭載。~
最終的に無人[[標的機]]として使用された。~
***J-7�競轡蝓璽� [#mc3cd094]
--殲撃7�供�J-7�供法�~
J-7��Gの改良型。~
[[キャノピー]]が再設計され（キャノピー後方の小窓を削除）、腹部燃料タンク（容量720L）の増設などが行われている。~
[[エンジン]]は渦噴7乙（WP-7��batch2）に換装され、[[推力]]は3,900kNから4,200kN（[[アフターバーナー]]使用時は5,750kNから6,100kN）に増加している。~
人民解放軍空軍の主力となった他、同海軍にも配備されている。~
~
--J-7B：~
J-7�兇慮緝�胴体部を新型エンジンの高温に耐えるよう再設計した型。~
~
--F-7��C：~
J-7�況燭離┘献廛噺�け輸出型。~
腹部燃料タンク（容量720L）を装備し、[[AIM-9]]や仏製[[R-550]][[AAM>空対空ミサイル]]を運用できる。~
エジプトのほか、アメリカ（[[アメリカ空軍]]が[[MiG-21]]を模した[[アグレッサー]]機として使用）やジンバブエに輸出された。~
~
--F-7B：~
F-7��Cの発展型。~
航甲（Hang-Jia）11-10型ガンカメラを追加し、主脚輪を従来型からLSC-16Cに換装、必要な電力を確保するためにアメリカのフェニックス・エアロスペース社のDH-1030-24-1200-CS-��B静止コンバーターを採用した。~
[[AIM-9]]・[[R-550]][[AAM>空対空ミサイル]]の運用が可能。~
北朝鮮、イラク、エジプト、スーダンへ輸出された。~
イラク、ヨルダン、スーダンへ輸出された。~
~
-F-7BS：~
J-7IIA型の輸出型。~
中国製アビオニクスを装備するが、[[HUD]]は未装備。~
--J-7�� target towing jet：~
標的曳航機型。~
腹部タンクを空靶（Aerial Drone）4型空中標的に換装し、[[対空砲>高射砲]]や[[航空機]]の砲撃練習に使用する。~
~
--J-7��S：~
既存の機体形状を変えずに[[レーダー]]断面積を減らす方策を探るために使用された[[ステルス]]研究機。~
~
--J-7�� [[HUD]] testbed：~
HUDテストベッドとして改造された型。~
テストされたHUDには、英国の956型"HUDWAC"と[[ライセンス生産]]版の「JT-1」と呼ばれるJ-7用HUD、より大型のHK13 HUD、その他の航空機用のHUDが含まれる。~
~
--J-7��H：~
アップグレード型。~
GJ3-D 汎用MLRを装備し、[[PL-2>霹靂2]]と[[PL-5>霹靂5]]に加えて[[PL-8>霹靂8]][[AAM>空対空ミサイル]]も発射できるようにした。~
また、941-4型[[デコイ]]・ランチャーが追加されている。~
重心位置の変化のバランスをとるために胴体前部にウェイトが追加されたため、操縦性が若干低下している。~
~
--J-7H：~
新型エンジンの高温に耐えるよう後部胴体部の設計を変更した型。~
~
--J-7HH：~
人民解放軍海軍航空隊（PLANAF）向け。塩分や湿度への対策が施されている。~
***J/F-7M「エアガード」シリーズ [#yd9a25ec]
--J-7M：~
F-7Mのプロトタイプ。~
[[主翼]]外側の[[パイロン]]には480L[[ドロップタンク>増槽]]に加え、[[ロケット弾]]や[[爆弾]]を搭載できるように改良されている。~
~
--J-7M [[AAM>空対空ミサイル]]＆[[engine>エンジン]] testbed：~
J-7BをF-7Mの新設計[[エンジン]]と[[空対空ミサイル]]のテストベッド機として改造した型。~
~
--J-7M [[fuel>燃料]]＆[[payload>ペイロード]] testbed：~
J-7�兇�F-7Mの[[燃料]]システムと[[ペイロード]]のテストベッド機として改造した型。~
~
--J-7��A：~
J-7の改修型。~
[[FCS>火器管制装置]]等の[[アビオニクス]]は西側製の物を搭載し、[[ピトー管]]が[[機首]]下面から同上面に移設された。~
元々はJ-7の技術実証機で、英国製アビオニクスを搭載し、国内使用を目的としていた。~
~
--J-7M composite testbed：~
軽量化テストベッド機。~
胴体前部に重量を加えて重心バランスを調整する代わりに、複合材を採用することで胴体後部の軽量化を図った。
評価のために複合材料製の[[垂直尾翼]]を装備した試作機が1機製作された。~
試験の結果はは良好だったが、1980年代当時の中国産業にとって複合材料の製造は極めて困難で、コストも高かったため量産機には採用されなかった。~
~
--F-7M：~
J-7��A型の改良輸出型。~
西側のアビオニクス（主に英国製「スカイレンジャー7M」測距[[レーダー]]や956型"HUDAWAC((Head-Up Display And Weapon Aiming Computerの略。))"[[HUD]]、「MADS-7」電子防護システムなど）((後に中国で[[ライセンス生産]]された。))が多く搭載された。~
ヨルダンやイラク、アメリカ（アメリカ空軍がF-7��Cとともにアグレッサー機として使用）に輸出された。~
~
--F-7��K：~
F-7Mの廉価版で、基本的にはF-7��HにF-7Mの[[主翼]]を適合させたもの。~
602型[[IFF>敵味方識別装置]]、SRT-651C型無線機、GG-15型統合高度計システム、XJ-6型[[G]]センサーなどを装備。~
ミャンマーに輸出された。~
~
--F-7BK：~
新型エンジンの高温に耐えるようF-7��Kの後部胴体部の設計を変更した型。~
先に導入されたF-7��Kもこの規格に更新された。~
~
--F-7BS：~
F-7BKの改良型。WP-7�� Batch BM Type�献┘鵐献鵑鯏觝棔�~
中国製アビオニクスを装備するが、[[HUD]]は未装備で国産の中国製[[キャノピー]]を装備する。~
戦力増強のためにスリランカに輸出された。~
~
-F-7NI：~
ナイジェリアへの輸出型。~
--F-7��N：~
F-7Mのジンバブエ向け輸出改良型で、基本的にはJ-7�兇�F-7Mの[[エンジン]]、[[主翼]]、[[燃料]]、武器システムを搭載したもの。~
また、熱帯気候に対応するため[[コックピット]]の空調システムも改良されている。~
~
-Super-7（超七）：~
米グラマン社と共同の改修計画。天安門事件により中止。~
のちに[[FC-1（JF-17）>FC-1]]へと発展。~
--F-7BN：~
新型エンジンの高温に耐えられるようF-7��Nの胴体後部を改修した型。~
~
-殲撃7IIH（J-7II）：~
J-7II型の対地攻撃能力強化型。~
--F-7MB：~
バングラデシュ向けF-7Mの派生型。~
[[エンジン]]はWP-7��B（Batch BM）の代わりにWP-7��Cを搭載し、LJ-2[[レーダー警戒受信機]]（RWR）を装備した。~
[[主翼]][[パイロン]]に写真[[偵察]][[ポッド]]、センターラインパイロンに腹部燃料タンクやType 3A空中標的を搭載可能。~
~
-F-7M「エアガード」：~
F-7IIA型ベースの改良輸出型。~
主に[[射出座席]]をさらに改善し、[[ハードポイント]]を4ヶ所に増設した型。~
バングラデシュ（F-7MB）、イラン（F-7N）、ミャンマー、ジンバブエ、イエメン共和国に輸出されている。~
--F-7N：~
F-7MBのイラン向け改良型。~
ラジオコンパスをAD2780 [[TACAN]]に換装し、ディスプレイのメートル単位を英国単位に変更した。~
~
-F-7P「エアボルト」：~
M型のパキスタン空軍型。~
--J-7��M：~
F-7Mの中国国内向け改良型。~
[[PL-7>霹靂7]]および[[PL-8>霹靂8]][[AAM>空対空ミサイル]]の武装能力を追加し、956型"HUDWAC" [[HUD]]をこれらのミサイルに対応するように改造した。~
J-7Hと同様、重心位置を修正するために胴体前方部にもウェイトが追加されている。~
~
***F-7MP/P「スカイボルト」シリーズ [#uc21c8c6]
--F-7MP：~
F-7Mのパキスタン空軍向けモデル。~
西側製の各種新型[[アビオニクス]](([[マーチンベイカー]]製Mk.10[[射出座席]]やロックウェル・コリンズ製AN/ARC-164＆186無線機、AN/APX-101 [[IFF>敵味方識別装置]]、LJ-2 [[RWR>レーダー警戒受信機]]、イタリア製「グリフォ-7」火器管制レーダー、F-7Mよりも進化した酸素供給システムなど。))を搭載し、多種多様な兵装を搭載できるようになった。~
主翼下に[[パイロン]]を2個増加、後方視界用[[リアビューミラー]]を搭載している。~
~
--F-7P：~
F-7MPの発展型。~
火器管制レーダーは初期のF-7MPに搭載されていた「グリフォ-7」に代わり、「グリフォ-MK-�供廚亡港�されている。~
[[AIM-9「サイドワインダー」>AIM-9]][[AAM>空対空ミサイル]]を4発搭載できる。~
~
-F-7MP「エアボルト」：~
P型の改良型。~
各種新型[[アビオニクス]]を搭載し、多種多様な兵装を搭載できるように、[[パイロン]]を2個増加、後方視界用[[リアビューミラー]]を搭載している。~
--スーパー7（超7）：~
F-7Mのアップグレード計画。~
[[エンジン]]は[[GE>ジェネラルエレクトリック]] [[F404]]または[[P&W>プラット＆ホイットニー]] PW1120、[[レーダー]]は「レッドフォックス」(([[シーハリアーFRS Mk.1>シーハリアー]]に搭載されている「ブルーフォックス」レーダーのリパッケージモデル。))または[[AN/APG-69]]への換装が行われる予定だった。~
高コスト化により計画中止となった。~
~
-殲撃7III（J-7C）：~
[[Mig-21MF>MiG-21]]相当の改良型で全天候作戦能力を持つ。~
性能不良で少数のみ生産。~
***J-7�轡轡蝓璽� [#hd66b667]
--J-7�掘�~
J-7Cの試作機。~
エジプトから入手した[[Mig-21MF>MiG-21]]を[[リバースエンジニアリング]]したもの。~
HTY-3[[射出座席]]やKL-11自動操縦装置、JL-7火器管制[[レーダー]]を搭載。~
~
-殲撃7IIIA（J-7D）：~
J-7III型の改良型。~
性能不良で少数のみ生産。2011年11月27日に全機が退役。~
--J-7C：~
J-7�靴領婿嵯拭�WP-13Fエンジンを搭載。~
~
-殲撃7E（J-7E）：~
J-7IIの改良型で中国空軍向け。~
[[主翼]]を[[ダブルデルタ翼]]に全面改修し、電子装備を改良。~
全天候運用能力を持つ。~
--J-7��A：~
J-7Dの試作機。~
HK-13A [[HUD]]やJL-7A火器管制[[レーダー]]を装備。~
2011年11月27日に全機が退役。~
~
-殲撃7EH（J-7EH）：~
J-7Eの海軍航空隊向け改修型。~
洋上飛行に備えて機体やエンジンの各部に防錆防塩処理が施されている。~
--J-7D：~
J-7��Aの量産型。WP-13FIエンジンを搭載。~
~
-殲撃7EB（J-7EB）：~
J-7E型ベースのアクロ機。~
中国空軍のアクロバットチーム「[[空中儀仗隊]]」に配備された。~
***F-7Cシリーズ [#v02871f1]
--F-7C：~
サイド・エアインテークを備え、中国製のエンジンとアビオニクスを搭載した型。~
~
-F-7MG：~
J-7Eの輸出型。~
--F-7CP：~
F-7Cに西側のアビオニクスとエンジンを搭載した型。CPは中国とパキスタンを表す。~
後にF-7Sに発展した。~
~
-F-7PG：~
J-7MGのパキスタン空軍型。~
[[0-0射出座席>射出座席]]、[[ECM]]装置等を備える。~
--F-7S「セイバー�供廖�~
CACとグラマン社が共同の改修計画。F-7CPの後継。~
空力性能が向上し、[[F-20「タイガーシャーク」>F-20]]に搭載された[[AN/APG-67]][[レーダー]]を装備する予定だった。~
天安門事件によるアメリカの制裁により計画中止。~
のちに[[FC-1（JF-17）>FC-1]]へと発展。~
~
-殲撃7FS（J-7FS）：~
エア・インテイクを下部に移し機首上面にレーダーを搭載したテスト機。~
***J-7Eシリーズ [#b160656d]
--J-7�検�~
J-7Eの試作機で、[[ダブルデルタ翼>デルタ翼]]を採用し、従来機より大幅に機動性を向上させた昼間戦闘機型。~
~
-殲撃7G（J-7G）：~
J-7Eの改良型。~
KLJ-6Eパルスドップラー・レーダーを装備。~
--J-7E（[[NATOコード]]：フィッシュカン-D）：~
J-7�犬領婿嵯拭�~
試作機で明らかになった問題（[[エルロン]]のフラッターや[[ダッチロール]]、JT-1 [[HUD]]の誤作動など）を改善した。~
~
-F-7BG：~
J-7Gのバングラデシュ空軍型。~
--J-7EB：~
J-7Eベースのアクロ機型。24機改造。~
中国空軍のアクロバットチーム「[[八一飛行表演隊]]」に配備されていた。~
後継機のJ-7GBが導入された後は再武装化されて現役に復帰している。~
~
-F-7BGI：~
F-7BGの発展型。~
2012年から運用予定。~
--J-7EH：~
J-7Eの海軍仕様。塩分や湿度への対策が施されている。~
~
-F-7NM：~
J-7G型のナミビア空軍型。~
F-7NGの名称もある。~
--J-7L：~
J-7Eのアップグレード型。火器管制レーダーを装備。~
~
-殲撃7GB（J-7GB）：~
J-7Gベースのアクロ機。~
J-7EBに替わって「[[空中儀仗隊]]」に配備された。~
***J/F-7Fシリーズ [#n877425b]
--J-7F：~
[[F-8「クルセイダー」>F-8]]と同じ[[エアインテーク]]に変更した型。製作されず。~
~
-殲教7（JJ-7）：~
[[MiG-21U>MiG-21]]に準じた複座練習機型。~
ベース機体の違いにより数種類の派生型が存在する。~
--J-7FS：~
J-7Fの後継として開発された技術実証機。WP-13��Sエンジンを搭載。~
[[XF8U-3「クルセイダー�掘�>F-8]]と似た設計の[[エアインテーク]]を採用した。~
~
-FT-7：~
JJ-7の輸出型。~
--F-7MF：~
J-7FSの後継機。~
[[ユーロファイター・タイフーン]]と同様の長方形の[[エアインテーク]]を持ち、空力性能を向上させるために可動式[[カナード>先尾翼]]を備えていた。~
[[FC-1]]計画に移行したため製作されず。~
~
-殲教7A（JJ-7A/FT-7A）：~
J-7A/F-7Aの複座練習機型。~
***J/F-7MGシリーズ [#v451a762]
--J-7MG [[avionics>アビオニクス]] testbed：~
J-7Mをアビオニクス試験用に改造した型。J/F-7MGシリーズの中で唯一ダブルデルタ翼を持たない。~
~
-殲教7B（JJ-7B/FT-7B）：~
J-7B/F-7Bの複座練習機型。~
--J-7MG：~
F-7MGの試作機。J-7Eのダブルデルタ翼を持つ。~
英国製の「スーパースカイレンジャー」[[レーダー]]を搭載。~
~
-殲教7M（JJ-7M/FT-7M）：~
F-7Mの複座練習機型。~
--F-7MG：~
J-7MGの発展型。[[風防]]を3ピース型から1ピース型に変更した。~
~
-FT-7P：~
F-7Pの複座練習機型。~
23mm連装機関砲を装備するために胴体が延長されている。~
--F-7BG：~
F-7MGのバングラデシュ向け輸出型。~
レーダーは後にイタリアの「グリフォ-Mk�供廚縫▲奪廛哀譟璽匹気譴拭�~
~
-FT-7PG：~
パキスタン向け輸出型。~
--F-7NM：~
F-MGのナビミア向け輸出型。~
SY-80またはKLJ-6E[[火器管制>火器管制装置]][[レーダー]]を搭載。~
~
-FT-7NI：~
PG型のナイジェリア向け輸出型。~
--F-7NI：~
F-7MGのナイジェリア向け輸出型。~
SY-80AシリーズまたはKLJ-6E火器管制レーダーを搭載。~
~
-F-7MF：~
多目的戦闘機型。~
FC-1の輸出向け廉価版として開発されている。~
***J/F-7PGシリーズ [#qefc698e]
--J-7PG：~
F-7PGの試作機。~
レーダーを「スーパースカイレンジャー」から「グリフォ-MG」に換装し、[[GPS>全地球測位装置]]、中国製HTY-6M[[射出座席]]、新型機内酸素供給システムを装備。~
~
-F-7MS：~
レーダー試験機型。~
F-7MF用のレーダーをテストした。~
--F-7PG：~
J-7PGの量産型。風防を3ピース型から1ピース型に変更した。~
~
***J/F-7Gシリーズ [#od61ed75]
--J-7G：~
J-7Eの発展型。~
[[HOTAS]]とKLJ-6E[[火器管制>火器管制装置]][[レーダー]]を装備。~
~
--J-7GB：~
J-7E型ベースのアクロ機。
中国空軍のアクロバットチーム「[[八一飛行表演隊]]」に配備された。~
~
--F-7TN：~
タンザニア向けモデル。KLJ-6E火器管制レーダーを装備。~
~
--F-7GS：~
スリランカ向け改良型。~
新型[[HUD]]、[[GPS>全地球測位装置]]、[[INS>慣性航法装置]]、605A型[[IFF>敵味方識別装置]]、KLJ-6E火器管制レーダーを装備。~
~
--F-7BGI：~
F-7BGの発展型で、J-7Gの技術でアップグレードしたもの。KLJ-6Fレーダーを装備。~
5か所の[[ハードポイント]]に各種[[AAM>空対空ミサイル]]（[[PL-5>霹靂5]]/[[PL-7>霹靂7]]/[[PL-9>霹靂9]]）や中国製[[レーザー誘導爆弾]]を含む3,000lbまでの[[爆弾]]や無誘導[[ロケット弾]]を搭載可能。~
~
--J-7G2：~
J-7Gのアップグレード型。~
KLJ-6F[[レーダー]]や[[MFD]]などの[[アビオニクス]]を装備し、[[航続距離]]を86km以上に延長した。~
また、[[コンフォーマルタンク]]に対応した。~
~
***練習機型（殲教7（JJ-7）） [#lc1a8815]
--JJ-7：~
J-7�競戞璽垢領�習機型。~
国産のHTY-2射出座席、226型測距レーダーなど中国国産のシステムを搭載している。~
非武装だが、腹部パイロンには半埋め込み式の23mm連装機関砲を搭載できる。~
~
--JJ-7A：~
JJ−7の改良型。~
空調システムを改善し、より先進的な[[アビオニクス]]（[[HUD]]やFJ-1データレコーダーなど）を搭載した。~
~
--JJ-7 [[IR>赤外線]] [[pod>ポッド]] testbed：~
胴体下に赤外線電子光学ポッドを搭載したテスト機。~
~
***練習機型（FT-7） [#x51f673c]
--FT-7：~
JJ-7の輸出型。イラン、ヨルダン、パキスタンに輸出された。~
~
--FT-7P：~
パキスタン向け改良型。胴体を0.61m大型化し、内部燃料容量を350Lに増加させた。~
~
--FT-7B：~
F-7Bベースの練習機型。エジプトとヨルダンに輸出された。~
~
--FT-7BB：~
バングラデシュ向け練習機型。F-7MBベース。~
~
--FT-7BI：~
イラク向け練習機型。F-7Bベース。~
フランス製空対地兵器を搭載するために[[パイロン]]の配線が変更されている。~
~
--FT-7BS；~
スリランカ向け練習機型。F-7BSベース。~
~
--FT-7K：~
ミャンマー向け練習機型。F-7��Kベース。~
~
--FT-7Z：~
ジンバブエ向け練習機型。F-7��Nベース。
~
--FT-7BZ：~
FT-7Zの改良型。エンジンの高温に耐えるよう後部胴体部を再設計した。~
~
--FT-7N：~
イラン向け練習機型。F-7Nベース。~
~
--FT-7PG：~
パキスタン向け練習機型。F-7PGベース。~
~
--FT-7BG：~
バングラデシュ向け練習機型。F-7BGベース。~
~
--FT-7NG：~
ナミビア向け練習機型。F-7NGベース。~
~
--FT-7NI：~
ナイジェリア向け練習機型。F-7NIベース。~
~
--FT-7TN：~
タンザニア向け練習機型。F-7TNベース。~
~
